第2話 夜を愛する


夜のヴェールが

風に波打つ


鳥たちは羽根を休めて

海辺で、夢を紡いでる


明日は、

どこまで飛ぼうかと


みんな、きっと

そんな夢を見ているの


だから、

悲しまないで


夜は、こんなに深いけれど


それは、あなたを包むため


明日灯る、光まで

静かに届けるため



だから、

私は夜を愛する





 


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