将棋短編『尻ぬぐい』

　キャッチコピーがキャッチコピーになっていませんが、事実です。
　ここも紹介文が紹介文にならない形ですね。
　つか、本編よりもある意味で本編。

　人にも依るとは思うんですけど、自分の場合、長編を書く前に短編を書くことが割とあります。
　これも『女流棋士は三度殺される』のプロットと並行して書いていました。
　感覚を掴むためですかね。
　書いてみないと分からない部分を埋める作業です。
　実際にはかなり設定も変わっているんですけど、本編の中の人物がいくつか出ています。
　今更語ることもないのですが、ふと思い出したし、どこかに発表することもないので、蔵出ししました。

　でもまぁ、一つだけ。
　この中の主人公のモデルは明らかに瀬川晶司五段ですね。
『泣き虫しょったんの奇跡』最高！
　めちゃくちゃ面…続きを読む