写真に収められた鮮やかな風景と、主人公と友人との記憶。ふたつがきれいに結びついていて、読み進めるほどにはっとさせられました。さわやかな読了感を味わえる作品です。
はじめまして。成田葵と申します。 中学生の頃から小説を書くのにはまっておりましたが、最近になってその熱が再燃してしまい、投稿を開始しました。 「水上の砂漠」連…
情景描写を書くさいによく言われることですが、情景描写は景色を説明するわけではありません。登場人物の心を景色に反映させます。情(心)と景色で情景描写です。この作品の情景描写はすべて詩的で美しいで…続きを読む
葵と詞は一緒に活動するカメラマンでした。詞は病気でお亡くなりに。いつもふたりで出かけていた撮影旅行にひとりとなった今、行く気になれなくなった葵。旅行に出られないひとたちに写真を届けようと話…続きを読む
人気の企画に参加の作品です。カメラマンの話です。同じ趣味からの詞との出会い、別れ。アルバムの写真を見ていて思い出される光景。情景描写うまいです。無駄のない文章、うまいです。終わ…続きを読む
「ねえ葵、世の中にはさ、いろんな事情で、外に出たくても出られない人たちがたくさんいるじゃない?」(抜粋)誰かに届くようにと……カメラマンの2人は、旅をしながらたくさんの景色や時間を切り取り写…続きを読む
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