キマスネ。実に良い言葉です。
ありきたりな物語かと思いきや鳥肌が立ちました。掌編における起承転結の極致をみる思いです。
私自身百合モノが好きなので興味を持ってこの小説を読みました。 恋の煩わしさ、甘さをリアリティのある心の声が語っている。 「堕ちてほしい」思いがどろっと書かれている。 このような作品をこれからも読んでいきたいですね。
短く、すぐ読める作品でした。夕暮れの陽光が差すバスの中を想像しました。女の子の淡い、強い思いが込められた短編で、百合ジャンルをサクッと読みたい人におすすめです。メールの描写があって、個人的に『いいな』と思いました!堕ちてよ、と言う女の子の心意がどういうものなのか、ぜひ読んでみてください!