双子の王子に託された真の使命とは……

エストレア星には「ティアル・エストレア」という「知恵の泉」の守り手がいた。
その証である星砕剣と星光石の指輪には、本当の使命があった。

守り手を継承した青い髪の双子の王子。
飛王と飛翔。あることから飛翔は千年後の世界にタイムスリップしてしまう。
千年前の過去では飛王は王となり、千年後の未来では飛翔は千年前に何が起こったのか真実を探ります。

飛翔の周りにいる登場人物は個性的なキャラが多くコミカルに描かれ、みんな飛翔に優しく接してくれます。過去の子孫と出会ったり、ジオの壮絶な生い立ちや、憎しみの連鎖が引き起こす悲劇を知り、その憎しみの連鎖を断ち切るために、飛翔はみんなに自分の生い立ちやタイムスリップを話し、全てを受けいれてもらうことができました。

作者様の描く美しい情景描写と壮大なファンタジーの世界。

――なぜ、飛翔は千年後にタイムスリップしてしまったのか……。

飛翔は果たして真の使命に辿り着けることができるのか……。

続きが楽しみです。


(第70話 憎しみの連鎖 拝読後のレビュー)

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