否定の言葉を言わないで。何を尊いと思うかはその人だけのもの

フリニアーデが出会ったのは、普通の人が見たら一歩後退ってしまうような見た目でした。
でも彼女には、そんな彼の頭がとても優しい、私たちが知っているあるものに見えました。

この話を読んでいろんなことを考えましたが、そのうちの一つを個人の意見として書かせてください。
フリニアーデの「見え方」は、彼女の価値観なのではないかと思いました。どんな人か内面を捉える彼女には、どう見えているのか。
街の人も、オイの中身を知れば近づいていきます。彼らは見た目で怯む部分があったとしても、中身を大事にする人たちなのでしょう。

でも、オイには信じられない。それは彼が、「旦那様」以下、世間の価値観を刷り込まれてしまったからでしょう。
容姿だけではなく、食べ物とか、趣味とか、物語の好みも、何を幸せと思うかも、千差万別です。
ですから一般の好み、とか、一般の価値観、とか、そういうものを押し付けて、本人が判断できる前に決めつけないで欲しい。オイのように苦しんでしまいます。

誰が何を尊いと思うかはそれぞれなのです。フリニアーデの幸せは、フリニアーデだけのものなのです。
神はそれを見極めたかったのかもしれません。

個人の考えで、うまく表現できているかわからないのですが、じっくりと考えてみたい方にお薦めです。

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