物語世界を見守る優しいまなざし

自分は怒りを糧に物語を創作してきた。物語創作を包む現状も、社会も、自分さえも呪い、否定し、話を書いてきた。

だから、この『物語終了課』を見始めた時、新人の物語に対するあまりの仕打ちに思わず『物語側』の立場に立ってキレてしまった。

ところがどっこい!

主人公の物語に対する真摯な姿勢に怒りは霧散してしまった。
ぼやきながらも物語の登場人物含めて物語に対して非情になれないところなど。
なんか、こう、物語世界を見守る優しいまなざしを感じるのだ。

きっと作者さんは全てを『肯定』して物語を紡いでいるのだと思う。
全てを『否定』し怒りに任せて書き殴った自分と違って。ほんと、対極だと思う。

あぁ、すっかりココロが『浄化』されてしまったよ。
自分の再創作に向けてリハビリが必要だわ(゜▽゜*)

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