だから人は秩序と物語を求める。

「かつて、肉体は魂の牢獄であると、ある哲学者が言った」
このセリフからの会話がたまらなく好きです。

魂とはなにか?
リアルとは?
肉体を捨てた電子化の世界。
緩やかな終わりを前に、選ぶ苦難の道。

引き込まれる世界観。
考えさせられる余韻を残す重厚な物語でした。

SF好きな方はぜひ読んでいただきたい。

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