だからラストは「赤花、天にさく」となる
- ★★★ Excellent!!!
辛い立場でありながらも生き続ける少女と、見守り傍にいたいと願った優しいくも悲しい物語。
心優しい者たちの優しいかと思いきや、怒濤の展開からの喪失。
大切だからこそ、守りたいと思っていたからこその失意と絶望と復讐。
ラストの一幕「忘れるな」という怒りや憎しみの思いからなのか、それとも「守れなかった」という悔恨からか、あるいは――。
切なくも読み応えのあるお話です。
辛い立場でありながらも生き続ける少女と、見守り傍にいたいと願った優しいくも悲しい物語。
心優しい者たちの優しいかと思いきや、怒濤の展開からの喪失。
大切だからこそ、守りたいと思っていたからこその失意と絶望と復讐。
ラストの一幕「忘れるな」という怒りや憎しみの思いからなのか、それとも「守れなかった」という悔恨からか、あるいは――。
切なくも読み応えのあるお話です。