尊く、熱い愛。ドラマチックな短編です。
- ★★★ Excellent!!!
全部で一万文字に満たない短編ですが、中身が、とても濃いです。
展開が早く、主人公たちが運命に翻弄される様子は、読者の感情を揺さぶるでしょう。
最初から最後まで、一気読みをしました。
罪人の娘ゆえ、孤独なシリル。
樹木の精霊、ヘクサは、彼女に恋をします。
それは、淡い恋。
一途な恋。
たった一人だけに捧げられる愛。
尊く、とことん熱い恋です。
短編ですが、読み終わったあと、中編を読んだかのような満足感です。