概要
それ以上何もない。そう分かっている。それでもあなたを思い続ける。
夫婦円満な生活を送っているように見える主人公。たしかに生活には何の不満もなく、夫のことも愛しい。しかし、彼女の心の片隅にはどうしても消し去れない男性がいた。自分にも夫にも罪悪感を抱きながら、でもどこか諦めきれない気持ちをごまかしながら過ごす日々。ある日、その男性と距離が近づく出来事が起きて、これによって一層この関係性の無謀さと気持ちの強さを自覚するのだった。倫理観と感情のはざまで揺れ動く、切ない恋。
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