全てが繋がっていく、血とお菓子の物語に戦慄

なんと言う素晴らしい出会いだろう。
いきなり愛らしい少女が惨たらしく殺される、ショッキングな場面から時間や場所を変えて真相が綴られていく。
そして衝撃の結末――。
グロテスクなのに愛らしいどこか童話のようは文体は、ここに出てくるお菓子達を象徴しているように思えた。
この作品との出会いを、俺は強く感謝する。