概要
もう少し。ただ、あともう少しだけ。
師匠のアタシ。弟子が一人。
――私は、弟子に隠していることがある。
第二回こむら川小説大賞参加作品です。テーマは「擬態」。
――私は、弟子に隠していることがある。
第二回こむら川小説大賞参加作品です。テーマは「擬態」。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!おねショタ師弟感動作
凄く強い傭兵の女性の元へ親の仇を討つ為の力が欲しいと弟子入りをする男の子の話。
ファンタジー物かと思いきや小学校や中学校があって高校は学ランなので現代物っぽさもあるんですが、木刀でビームを弾き返すのに三角関数を使ったりと微妙にファンタジー入ってるのが楽しいです。多分ミサイルや銃弾も叩き落としたりするんでしょう。
回顧録という事で師匠の語りと二人の会話だけで進むのでスラスラと読め、師匠の心境の変化もよく伝わってきます。
ハッピーエンドでとても良かったです。師匠と弟子の歳の差を知りたいですけど、師匠は30超えても外見若いままとかのチートとかだと個人的に嬉しいです。 - ★★★ Excellent!!!思い浮かぶままに徒然と語られる在りし日の思い出
ふとしたきっかけから弟子を持つことになったとある女性の思い出話。
現代ファンタジーです。なかなか独特な雰囲気の作品で、本当にモノローグそのものというか、全編通してインタビューにでも答えているかのような調子で書かれています。
最強と名高い傭兵であるところの主人公、『師匠』。ある日、彼女のもとに突然、弟子入り志願の少年が現れる。まだ小学生くらいの子供でしかない少年の、その目的は「母の敵討ちのために強くなりたい」というもの。もともと弟子など望まないながらも、しかし根負けした彼女は渋々、少年の弟子入りを認めることになって……。
と、大体そのような導入から始まり、そして彼女と彼の日々を描いてい…続きを読む