異世界転生モノの枠をぶち破った、「斬新な」古典

あらすじ欄に惹かれ、一気に読了。

第1話を開いた瞬間に一驚き。
ルビの量が尋常じゃない。
なぜそうなっているのか。
なんと本文を古典語で書いているのだ。
ルビが現代語訳である。

そして1話目後半で二驚き。
いきなり斜め上の展開になり、続きが気になる。

最新話まで読み終えて三驚き。
全話にクスッと笑える要素が盛り込まれていて、継続して面白いのだ。


一貫して本文を古典語で書いているとなると、ルビに充てる作業量は膨大なものだ。それなのにここまで一切の間違いがない。
内容をよく練り、投稿前によくよく見直している著者の丁寧さがうかがえる。
古典語の知識と並々ならぬバイタリティをお持ちのようだ。

引き続き更新を待ちたいと思う。


というのを全て古語で書きたかったけど諦めました。

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