雨の片隅で会えたなら。

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概要

令和になった今でも、ぼくはDSを持ち歩いていた。雨の日限定で。
十年前に転校した女の子、ましろは小学生ながら自分のルールを持っていた。
晴れの日は公園で遊ぶというルールを。
ぼくは雨の日に彼女とゲームをする方が好きだったから、雨が降ることを望んでいた。
  • 完結済 全1話
  • 2,782文字
  • 更新
終ノ刹那
  • @0warinoSetsuna

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