ロボット

　18世紀半ば、イギリスでの産業革命以降、ロボット技術は世界各国で大きく発展した。人間の労働力代わりに使う、ロボット総労働力時代の全盛期であった。しかしそんな時代に、イギリスのとある天才ロボット工学博士が、世界を驚愕させるものを発明した。それは人間を教育するロボットであった。このロボットは学生の成績向上に大きく貢献し、実用化まであと一歩のところまでせまったが、大きな壁にぶち当たり、難航してしまう。それは、幼稚園に通う幼い子供達の教育であった。どうすれば上手くいくのか。教育ロボット実用化に向け、博士は奮闘していく。