自分語りすみません。私も帰国子女で小学校六年生での転校でした。彼が弟さんの小学校入学に合わせたように、年子の姉の中学校入学に伴っての帰国。 最初の数話で苦しくなって、とても続きを読めませんでした。空気が違う、雰囲気が違う…小さなズレが積み重なっていく感覚。それがリアルに表現されていて、言葉を失いました。 いつか全話読めるように頑張ります…。
本作の主人公はフランスからの「帰国子女」という側面があり、彼ならではなグローバルギャップ、プライド、性的嗜好などによる苦しさ、辛さをたくさん経て、育っていったことでしょう。ですが、世に生きる中学…続きを読む
拝読している間じゅう、何度息が詰まったか分かりません。狭い教室が世界の全てだったあの頃の閉塞感を思い出すと共に、主人公の受けた傷をまるで自分の事のように生々しく感じました。長い外国生活のせいで…続きを読む
人は平等ではなく、生きづらさは確かに存在する。安定した環境に身を置くのにコストがかかるということだ。それはお金だけでなく、時間や手間や精神的疲労、そういった諸々の負担について。けれど勘違いしては…続きを読む
主人公・紘一は帰国子女の中学生。フランスで9年も過ごした後に、親の意向で日本の公立中学校へ転入させられました。そこに待っていたのは、異質な者を嘲笑し吐口にする、同級生集団による容赦のない虐めでし…続きを読む
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