勇者会議

利用しあおうとしたり、疑ったり。
そんな勇者たちだからこそ起きた「不可思議な事件」のお話。

読んだ後、ちょっとだけ魔王がかわいそうと思ったけど、笑ってしまいます。

最強の魔王を倒すために、集いし勇者三人。火の勇者。水の勇者。風の勇者。
さて、三人はどのようにして魔王を倒すつもりなのでしょう？

……ちょっと待って。なんと魔王、すでに倒されて消滅しています！驚き！いったい誰が魔王を倒したのでしょう?!

勇者と魔王の戦いの物語ではなかったようです。誰が魔王を倒したのか──まさかのミステリーの幕開けです。魔王の椅子に残った証拠から、推理が始まります。疑惑は深まり、謎がさらなる謎を呼びます。
誰も予想できない結末。真の犯人とは──。

こちらは、朝活五分で読書の応募作品です。朝からクスクス笑って、気分爽快。晴れやかな気持ちで一日を始められること間違いなし。
…続きを読む

一言、「魔王のこんな倒し方があるとは!」
最高にユーモアのある作品です。特にゲームやアニメで勇者に馴染みのある方にはぜひ読んで頂きたい!

マザーグースの動揺がサブタイトルにパロディされていますが、
自分で見立て歌を勝手に『誰が殺した魔王様』
なんて作りたくなる作品です。