運命の恋は障害多し?

黒魔術師として覚醒した、十四歳のガブリエル・テネーブル。この物語における黒魔術師というのは非常に特別な存在であり、この覚醒は彼女の人生を大いに変えるものとなりました。

そしてもうひとつ、黒魔術師の大きな特長として、互いに惹かれあう運命の相手ともいえる、白魔術師が存在することです。
しかし、ここでひとつ問題が。その運命の相手である白魔術師ザカリーは、この時まだ生まれていませんでした。その後無事生まれてきたはいいものの、二人の歳の差は大きく、しかもザカリーは、色々拗らせ反抗期に入り、他の女性と付き合うことに。

もちろんガブリエルはショックですが、ザカリーだって、自らこんなことをしておきながらちっとも心は晴れません。やはり心のどこかで、運命の相手である彼女を求めているのです。
しかしだからといって、すぐに素直になれないのが反抗期。この歳の差カップル、果たしてうまくいくのでしょうか?

その他のおすすめレビュー

無月兄さんの他のおすすめレビュー3,151