便利な相手(意味深)

出版社に勤める女性と、その女性が飼っている不定形な何かの日常。
何かは形を変える事が出来る物体であり、普段は女性の為に舐めると甘いショタの姿で家に居る……この話ってコズミックホラーなんだけど、よくよく考えたら女性が物凄く変態でやべぇなこいつってなりました。
いやだってショタを飼ってるんだよ?家事をしてくれて自分を気遣ってくれてだいたいのお願いは聞いてくれるショタ。
不定形の何かをこうまで自分の都合の良い様に扱えるその精神が凄いですね。最後に『お腹の子になってもらう』って考えているんですけど、これはつまり不定形の何かを胎内に入れるつもりって事でしょ?覚悟決まりすぎでやばい。
そのうち何か側が人類を支配する環境になるんでしょうが、それでもこの主人公みたいな人間が居る限りは好き勝手にはされないんだろうという気がします。超人とはこういう人の事を指すのかもしれない。

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