概要
何もかも知ったことか!好き勝手やってやる
志望動機、特になし。
安定した将来を得るべく文官を目指していたはずが、なし崩しで冒険者になってしまった青年イネス。
凶暴な魔獣がはびこる辺境の地にて、流れと勢いにまかせた彼の冒険者稼業が幕を開ける。
周囲の才能に心折られそうになりつつも、持ち前の小狡さと小手先の工夫で度重なる危機をくぐり抜けていく日々。
「何もかも知ったことか!好き勝手やってやる」
流されるままに直面する出会いと別れ。強敵との死闘。古代遺跡の神秘。
様々な経験を通じて、イネスは本人の意思とは裏腹に冒険者の感性に染められていく。
その漂流の果てには、世界の秘密の秘密の一端が……
安定した将来を得るべく文官を目指していたはずが、なし崩しで冒険者になってしまった青年イネス。
凶暴な魔獣がはびこる辺境の地にて、流れと勢いにまかせた彼の冒険者稼業が幕を開ける。
周囲の才能に心折られそうになりつつも、持ち前の小狡さと小手先の工夫で度重なる危機をくぐり抜けていく日々。
「何もかも知ったことか!好き勝手やってやる」
流されるままに直面する出会いと別れ。強敵との死闘。古代遺跡の神秘。
様々な経験を通じて、イネスは本人の意思とは裏腹に冒険者の感性に染められていく。
その漂流の果てには、世界の秘密の秘密の一端が……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!等身大の冒険者。ただし、見た目は怪しい。
流されるままに冒険者になったイネス君が、様々な出会いや別れの中で神代の遺跡と呼ばれる場所で困難に立ち向かっていく…。
恰好良く言えばそんな冒険譚。
凄い才能があるわけでもない、多芸なひとりの男ができる限りを尽くし、必死に生き残ろうとする。そんな泥臭さが好きです。
イネス君の武器を選ばず、魔術も使える器用な部分はとても素晴らしいのですが、なんでその装備を…と思うほど、見た目に頓着しない(あるいは性能のために割り切ってしまっているのか)部分はもはやギャグです。
全体的に暗くなりがちな話の中で、上手に笑いをとれるバランスといい、情景の描写や戦闘のスピード感、ストーリーの先の読めなさ、本当に面…続きを読む