武蔵野というカンバスに描かれた始まりと終わりの物語

絵の具にまみれた学生時代。
強く美しい彼女の横顔に魅了される。
春風が届けてくれるのは、油絵具の匂い。
彼女の傍にいることを決意する。

――私は後輩くんを応援するよ。
武蔵野で始まったもの、そして武蔵野で終わったもの。
だからこそ、彼女の笑顔は終わらせたくなかった。
こんな人生を送ってみたい。そう思わせてくれる作品だった。

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