第5話 〖魔法の時間〗

ラノベの魔法書を思い出そう

魔力とは血の巡りと同じようなものだったはず

ほわほわしてるこれか…

詠唱するのがいいんだろうか、でも詠唱って何唱えればいいか分からないし

とりあえずイメージだけで……

心の中でこう唱える。


〖ファイヤーボール〗


ドーンッ!!

「………へ?」

目を擦ってみてみても明らかに焼け跡が残っている

も、もしかしてこれ、私がしたやつ…?

「えっと、次は、水かな」


〖ウォーターボール〗


バシャッ

「…おお、火よりは威力は落ちてるけど割と出た」

も、もしかして全属性行けちゃったりする…?


それから土魔法 風魔法 光魔法 闇魔法氷魔法 雷魔法 治癒魔法 無魔法 回復魔法 毒魔法 従魔術 結界魔法 魔力感知 空間魔法 浮遊魔法 身体強化魔法

そしてなんと、これがビックリ、錬金術まで使えてしまった

というか、なぜこんなにも出来るのかさっぱり分からない


さすがに転移魔法とかテレポート、ワープとかは使えないけれど、

ディメンションホームはなぜかできた

酸素とかそういう、化学のことを考えてたら何故かできた

アイテムボックスより先にできてしまうとは思ってなかった


というか、もはやチートなのでは…?

ラノベでみてたけど、こんなに呆気なくできてしまうものなのか


とりあえずわかる魔法は全てできてしまったから、多分冒険者にはなれると思う…


でもこんなにできるって知られたら困るかな、何かいけない気がする

フラグってやつが立ちそう

冒険者になるための書かなきゃならない書類には、得意だった、火魔法

、水魔法、治癒魔法、空間魔法(アイテムボックス/ディメンションホーム)のみ書こう


『…よお、やってるか』

「アルグレドさん!」

アルグレド『こんな派手に壊したのはてめぇさんか?』

「ごめんなさい…夢中になっちゃって」

アルグレド『……まぁいいが、魔法はある程度使えそうか?』

「うん!」


とりあえず部屋に戻って今の段階でのステータスを確認してみる


〖ステータスオープン〗

______________

火魔法(3):水魔法(3):光魔法(1)

闇魔法(1):回復魔法(1):治癒魔法(3)

空間魔法(2):雷魔法(1) :無魔法(2)

風魔法(2):土魔法(1):氷魔法(2)

毒魔法(2):結界魔法(2):魔力感知(2)

従魔術(2):錬金術(3):浮遊魔法(2)

______________

レーナ·チュラトス/人間族

6歳/神の加護etc…

Lv.4/異世界転生者

魔力量:64419/86403

HP:26/180

______________

*ある程度レベルが上がると鑑定が追加されます


体力が足りないな…

え??神の加護ってなに…?

やっぱり異世界に転生しちゃったんだ…。

にしてもやっぱりチートだよね

魔力量もやばいしなんでこんななんだろ……


この件はひとまず置いといて、

とりあえずご飯作りに行かなきゃだ

夜ご飯はえのきのベーコン巻きにしようかな

まずその食材があるかわからないけども。


キッチンへ行き食材を確認して見て思ったけど…肉ばっかりじゃない?野菜少なくない??キノコなくない??

買いに行かなきゃだけど…お金ないしなあ

アルグレドさんに言ってみようかな


コンコン

「アルグレドさん、レーナです」

『おー、入っていいぞ』

「あの、買いたい食材があるんだけど…お金が無くて」

アルグレド『ああ、ここにお金入れてある、自由に使っていいのがこっちの財布、食材とかそういう類のはこっちの財布な』

「ええ、自由にって、お小遣い…?なんですか?」

アルグレド『ああ、服だって新しいの欲しいだろ』

「…あ、ありがとうございます」

アルグレド『敬語なしだって言ったろ、ほら行きな』

「あ、うん、ありがとう」

アルグレド『地図は財布の中に入れてある魔導具だから行きたいところを検索すると示してくれるからその指示に従えばたどり着く』

「わかった!ありがとう!行ってきます!」

アルグレド『おう、行ってらっしゃい』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

転生したらチート孤児だった件〜親孝行の為Aランクになってみせる〜 気だるげさん。 @Yanagimunenatsu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ