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概要
私だけに見せてくれた、と思ったのは私の思い上がり・・・
同僚に思いを寄せる主人公は、自分と二人きりの時の彼の様子と、職場でほかの人に見せている様子の違いに思い悩む。二人の時にプライベートな話をしてくれて一時期舞い上がってはいたが、職場で和気藹々と話す声を聴くと、同じ話題を話していてがっかり。時にはそっけなくて、時には優しくて。なんだかほかの人と違う対応をされているような・・・と思うけれど、その意味さえ測れず、悶々とした日々を送る。片思いの一番楽しくも悩ましい時期に誰もが感じる、相手との「壁」を描く。
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