洗い流せ、平熱の雨の中で
高橋末期
洗い流せ、平熱の雨の中で
こんなうだるような暑い日の雨の中だった。彼女と出会ったのは。だけどどんな出会いだったのかはもう忘れてしまいそうだから、わたしはそれを必死に思い出しながら、その建物の送電線の傍にガソリンを満載した掃除屋のシビックを停めてから、タオルに火を灯した。
その日も普段通りの仕事だった。マニュアル通りに標的となる建物内の電源を切ってから、チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットで安く手に入れた、タイ王国軍お下がりの暗視スコープで突入。一人なら一分、五人ぐらいの詰所なら三分、十人の大家族なら五分で、処理を行う。
この処理というのは、わたしたちの業界では誘拐か殺害かのいずれかになるが、わたしの場合は、主にソロで行う契約殺害専門だった。
上司から連絡を受けて、淡々と早い、安い、上手い感じで、汚れ仕事を取り行う。「殺し屋」と聞いて、大抵の人間はマフィアとかヤクザなんかに雇われた凝り固まったアウトローをイメージすると思うが、今の時代はもっとスマートかつ、ありふれた理由で殺人を受け持つ。それは、浮気をした女房や亭主とか、カタギを含めたビジネス上でのいざこざとか、犯罪者グループの下らない見栄とかの為に、わたしはピザのデリバリーのように、殺人を受け持っていた。
「割に合わないよなぁ……」
六月から十月にかけての雨季の時期、現場の証拠が残りにくい点も含めて、雨の日の契約殺害の仕事がかきいれ時になる。今日も、一人5000バーツ(ドルだと150ぐらい)の安い仕事で、五人の人間を、上から支給された古いコルト製のリボルバー式拳銃(薬莢が出なければ何でもいいらしい)で、一人一発か二発ずつ、ヘッドショットで片づけてから、対象の遺体をスマホのカメラで写真を撮って送信し、業務報告を行った後に、スマホと使用した得物を一緒にチャオプラヤー川に沈める。これを何百と繰り返してきた。
「割に合わないよなぁ……」
今日このセリフを何十と言っただろうか。相手が無抵抗とはいえ、一日に五人も殺害すれば、さすがに気が滅入っていた。しかも、それで25000バーツしか稼げないのであれば尚更だ。今日の夕飯も、ビッグC(バンコクにある大型スーパー)で買い溜めた袋麺のお世話になるだろう。
「割に合わないんだよなぁ……」
「開口一番にその台詞はないんじゃないのかな……」
いつもの業務報告で、思わずわたしはジャッカレンに本音を漏らす。彼女はわたしを雇っている契約殺人機構の社長で、養成所時代の同期だった。どれだけ手を汚したのかは知らないが、二十代の若さで一つの殺人機構の元締めを任されている。その頭のキレと狡猾さ、幽霊のような神出鬼没さから「
「ヤーニンがそこで処理を行った後、掃除屋の手配と、地元警察へ口止めの斡旋、あなたのアリバイ工作に、各種諸々の保険の支払い……あなたの医療保険の支払いも含めて、安心、安全に今時の契約殺人が出来てその報酬よ」
「お陰様で、わたしはピンハネによってろ過された、綺麗なお金でラーメン三昧。気付いたら、この稼業でメタボ死するわね」
「皮肉はやめてよ。とにかくもう、掃除屋を送ったから、その場から離れるように」
一方的にジャッカレンから通話を切られて、わたしは舌打ちをした。
「やめてぇな……この仕事」
「ねえ、ラーメンってなに?」
突然、部屋の奥から声がした。銃を向けると、そこには十歳ぐらいの女の子が、わたしを怯えた眼差しで見つめていた。足には逃げられないように、枷変わりのチェーンで固定されて、無造作に床に敷かれたエアベッドと、散乱する禍々しい大人の玩具の数々、捨てられたコンドーム……児童娼婦だろうか。
「ラーメンってなに?」
ボサボサの髪の間から、絶望という名のコーヒーに、希望のミルクを少しだけ注いだような濁った瞳で、わたしに「ラーメンってなに?」だけをひたすら聞いてきた。
この仕事での鉄則であり、契約殺人を行う際の第一ルール。それは、殺人を行う場所や人間を気にしない、だった。ここは、児童娼婦を買える
人身売買が盛んなこの国では、別に珍しい話ではなかった。この子も、東北部の貧乏な地域から親に売られて、児童娼婦として散々、子宮破裂されるまでロリコン共の玩具にされた後、臓器売買で、五臓六腑をバラバラにされる結末が待っている。
わたしもかつてはそうなる身分だったから、この子の気持ちは痛いほどよく分かっていた……だが、今のわたしには関係ない。何にせよ、目撃者も子供であろうと、処理しなければならない。よくある話だ……そう、よくある話。
「
「ナムサイって?」
少女が食い入るように、わたしの話を聞いてきた。
「ナムサイっていうのは……まあ、目を閉じてろ。百聞は一見にしかずだ。わたしがいいと言って、目を開けたら食べさせてやる」
「ほんとに?」
女の子が律義に両手で目を塞いだ。わたしは撃鉄を起こして、銃口を少女に向ける。よくある話……よくある話だ。きっと、後悔とか罪悪感とかも、この雨がきっと洗い流してくれるだろう。
「あなた、名前は?」
「わたしの名前は……」
「あれ……思い出せないや」
建物の裏でお手製の自動車爆弾が地響きを立てながら爆発した。玄関が停電した瞬間に、守衛二人を後ろからヘッドショットをお見舞いする。頭部から流れる血が止まらず、すかさずわたしは、何か拭くものはないかと、ポケットをまさぐると見知らぬ少女とのプリクラ写真が……って、この子の名前は……。
「ジャイ! またこんなに散らかして!」
「ごめんなさい! 前に屋台で食べたラーメンを作ろうと思っていて……」
いつものように仕事から帰ると、ジャイがキッチンで、慣れない包丁さばきのせいで、まな板ごとひっくり返していた。
あれから数週間後……結局、わたしは会社のコンプライアンスを違反し、少女……ジャイを拾い、養う事になった。情が移ったというか、魔が差したというか、ジャイの面影が、養成所時代の友人と重ねていただけかもしれない。会社からバレれば、ジャッカレンのツテとはいえ、タダじゃ済まないと思っているが……。
「やっぱり、ヤーニンが作ったラーメンは美味しい!」
ジャイはわたしが作ったインスタント麺を美味しそうにすすっていた。その顔を見る度に、わたしはそんな心配など、どこかへ吹っ飛んでしまっていた。
暗視スコープが吹っ飛んだ。至近距離スレスレの銃撃を受けたせいで、耳鳴りが酷い。うかつだった……ジャッカレンはわたしが襲撃してくることは想定済みだったのかもしれない。わたしと同じような契約殺人専門のスタッフで守りを厳重に固めていた。奪った銃の弾を装填しながら、やけに状態のいい装備を持っていやがる。警戒していた事は目に見えて明らかだった。
「ピー・ドゥめ……」
頸動脈を切った瀕死の女から、わたしに向かって、渾身の呪いの言葉を浴びせられた。
「ピー・ドゥ……そうだな、そうなのかも……」
その女を盾にして担ぎ、ジャッカレンがいる部屋に向かってわたしは前進した。頭に銃弾が二発貫いているせいか、意識と記憶が混濁としていて、なんでわたしがこんな事をしているのか分からなくなってくるが、さっきこの女が、わたしに浴びせた言葉でやっと思い出した。
「
「じゃあ、ピー・ドゥとピー・ヒアンは同じ意味なの?」
ジャイを今まで行ったことがないという映画館に連れて行った。年相応に、アクション映画か恋愛コメディを観たがると思ったら、彼女は意外にもホラー映画を、しかも流行りのピー・ドゥものを選択した。
「元々は、悪霊という意味はピー・ヒアンが主流だったんだけど、以前公開した日本の映画のタイトルの影響で、ピー・ドゥっていう言葉が主流になったのよ。他にも自然に亡くなった以外の悪霊は、ピー・ターイ・ホーンとも呼ばれている」
「それじゃあ……ヤーニンは、そのピー・ターイ・ホーンを作る仕事をしているの?」
「それは……」
わたしは言い返せなかった。その通りだったからだ。
「変な事言ってないで、とっとと劇場に入るわよ。言っておくけど、最初の国王の映像が流れている時は、起立していないと、あなたもピー・ターイ・ホーンになるわよ」
「ええっ? それってどういう意味?」
「どういうつもりだ? 気でも狂ったか?」
もう名前は思い出せないが、その女の顔には馴染みがあった。ツーマンセルで組み、中華系マフィアの詰所を襲った事がある。腕は確かで、互いの銃弾が尽きたかと思えば、銃を投げナイフのようにわたしの顔面目掛けて放り投げ、それを避けた瞬間のスキに、本物のナイフをわたしの心臓目掛けて突き刺してくる。その無駄のない、判断の早さと潔さ。
「狂っている……ですって? そうね、もうわたしは死んでいるようなものだから、狂っていても何ら不思議ではないのかも」
銃の引き金の部分でナイフを受け止めていたが、相手の方が力が強かった。そのまま壁に叩きつけられて、ナイフの刃がわたしの横腹を切り裂く。万事休すかもしれない。
「あのガキと一緒の場所に連れて行ってやる」
その一言で、わたしは諦めが悪くなった。頭から流れる血を手に付けて、それを飛ばした。偶然目に入ったのか、相手が怯んだスキに、わたしは手に持つ拳銃の銃床をハンマー代わりに、相手の喉と頭を滅多打ちにした。
「まだ……まだ、終わりたくない」
銃が頭にめり込むまで叩いていた時に、彼女はそう言った。
「もう、この仕事を終わりにしたい」
わたしはジャッカレンに電話越しでそう言い放った。ジャイと数か月過ごしていくうちに、わたしの中に人間としての何かの感情が、戻ってきたような気がしたからだ。映画や小説でもよく見かける、陳腐でよくある話だけど、この仕事を辞めたい動機にそれ以上の理由は無かった。
「あのジャイという児童娼婦のせい?」
スマホを握る手が強くなる。
「知っていたの?」
「それくらいはね……身内の情報を把握するのも社長の仕事よ。で、単刀直入に言うけど、返事はイエスよ……ただし」
契約殺人業をホワイトカラーみたいに、電話一本、書類一枚で済むはずもなく、それなりのケジメをしなければならないのが、この仕事のルールだった。ジャッカレンは、わたしに最後の大仕事として、小隊規模の人員が必要な契約殺人の依頼をわたし一人で、取り行う無理難題を提示した。あのジャッカレンが、そんな簡単にわたしを手放すつもりがないとは分かっていたが、迷う暇などわたしにはなかった。
「分かった、その依頼を受諾するわ。いつもみたいにショボい額じゃなくて、退職祝いにうんと奮発しなさいよね」
通話を切ろうとしたら「ヤーニン」と、呼び止められる。
「なに?」
「……何でもない、成功を祈るわ」
「あなたが、そんな事を言うなんて、明日は雪か雨かしらね」
割れた窓ガラスに大粒の雨粒が当たっていた。最後の一人を片付けた際に、返り血が同じ窓ガラスに流れ込み、薄く伸ばした水彩画のように広がりながら、外の景色を赤く染めていた。
もう、自分の血なのか、相手の返り血なのか、わたしが一体、誰なのか、段々と分からなくなってきていた。
「ジャイ……」
手の平に貼ったわたしと、ジャイのプリクラ写真……それだけが、今のわたしの意識を保つ唯一の存在だった。
「終わったよ、ジャイ」
最後の大仕事を済ませて、満身創痍となりながらも、無事にジャイのいるアパートへ戻った時、ジャイがそのか細い腕で、わたしを抱きしめてもらった瞬間、今、わたしが感じている痛みなど、何も感じなくなっていた。
「笑ってよ! ヤーニン!」
サイアム地区にあるマーブンクロンセンターで、プーケットへ引っ越す為に必需品を買い揃えながら、わたしはジャイに手を引かれて、プリクラをする事になった。バンコクを離れる前に、何かとジャイは、わたしと一緒にいた記念を残したがっていたのだ。
「うんと可愛くデコっちゃうからねー!」
どこで覚えたのだろうか、ジャイは流暢にタッチペンを使いながら、わたしの顔を原型を留めないくらいに、派手に盛り続けていた。目も当てられないな……と、顔を逸らした先に、見覚えのある顔がそこにいた。
「まさか、あなた自らがやって来るとはね……」
フードコートで、わたしはコーヒーをジャッカレンに手渡す。
「似てるわね、あのジャイっていう子。養成所の最終選抜であなたが殺した同期の子に……」
「……何をしに来たの?」
「別に何も。わたしだって、無性に寂しくなるのよ。だって、愛おしい同級生がわたしの元から去って行くんだから」
「引き止めに来たの? ケジメはもう十分つけたでしょ……」
「会社へのケジメはね……でも、まだわたしへのケジメはまだまだ十分じゃないわ。ねえ、ヤーニン。仕事へもう一度、復帰しない? あなたとわたしとだったら、どこまでも行けそうな気がするのよ。勿論、報酬は倍乗せするわ。福利厚生も充実させて、リスクの少ない仕事を率先してあなたに回すし、あの子供にも、ちゃんとしっかりした学校へ通わせてやれる……」
「ジャッカレン……」
わたしは、彼女を睨め付けた。「それ以上言えば……」という意味での、視線を彼女に浴びせた。
「分かったわ……プーケットかどこでも、あの児童娼婦と一緒に不味いラーメン屋台でも開けばいいわ。それでもあなたは、この世界から簡単に抜け出せると思ったら大間違いよ」
予算の少ない映画の台詞みたいな事をわたしに言って、彼女は去って行った。彼女の姿が見なくなった瞬間、わたしはジャイの手を引っ張り、追手がいないかを確認しながら、地下鉄へと乗り込んだ。
「急いで、荷物をまとめて、出発するわよ」
「でも、引っ越しはまだ先じゃ……」
「いいから!」
まさか、ジャッカレンがここまで、わたしに執着していたのは予想外だった。どこまでも執着し地獄の果てまでも追ってくる、彼女が「
ピンポーン
突然、部屋のチャイムが鳴り出す。
「誰だろ?」
ジャイがわたしの横をすり抜けて、ドアの方へ駆け出す。
「ジャイ! 駄っ……」
木製のドア越しから数発、銃弾が撃ち込まれ、ジャイの華奢な身体を、ボロ雑巾のようにズタズタにした。ジャイを庇おうと、駆け出すが、わたしの視界が一気に真っ赤になった。窓の外にいる狙撃手が、わたしの頭目掛けて、ヘッドショットを撃ち込んだのだろう。わたしは何も出来ないまま、床に倒れる。
目線の先には、瀕死のジャイがわたしに対して何かを言っていた。可哀そうに……きっと「助けて」と言っているのだろうかと思っていたが……。
「
「養成所の最終試験の事を覚えてる?」
ジャッカレンが、タマリンドで出来ている立派なテーブルを盾にしながら、わたしに叫ぶように、話しかける。
「養成所を卒業するには、無造作に選んだ相手を殺害した者だけだった。あなたはそれを聞いてから、何も躊躇せずに同級生を撃ったわよね」
「そしてあなたは、あなたと同じような殺しの才能の塊であったジャイという名の同級生を……あの哀れな児童娼婦と同じ名前の……」
「ジャアアアイッ!」
わたしは叫んだ。何もできないまま。この世の全てを。己を。運命を。社会を。会社を。ジャッカレンを。目の前で、ジャイの小さな頭部を貫こうとする九ミリ弾すべてをわたしは呪った。
呪って、呪って、呪って、呪って、呪って、呪って、呪って、呪って、呪って、呪って、呪って、呪って、呪いまくってから、例え
「ヤーニン」
バンコク名物のスコールだろうか、窓の外で大粒の雨が降り注いだ。窓枠の傍に椅子を置いて、その雨模様をジャイは、ウキウキしながら眺めていた。
「部屋が濡れるから、閉めなさいよ」
わたしがジャイに言うと、彼女は首を大きく横に振った。
「ううん。こういう雨の日は好きだよ。だって……ヤーニンに
気付くと椅子が二つに増えていて、ジャイが二人いた。窓の外の雨粒が、段々と紅い血糊のような雨粒になり、外の景色がドロリと真っ赤に染まっていく。
同じように頭から滝のような血を流した二人のジャイが、わたしを抱きしめると、耳元で囁く。
「起きて、ヤーニン。まだ、その時じゃない。起きて、
その一言で目を覚ますと、掃除屋がわたしのアパートにドカドカと上がり込み、ジャイの遺体を片付けている最中だった。
「
体感で銃弾二発を頭部に喰らった筈なのに、まだわたしには、意識が……手と足の感覚がまだ残っていた。
「何でも、児童娼婦をかくまったせいらしいぜ。下らない同情のせいで、こんな結果になるなんて、俺は御免だな」
わたしは立ち上がり、作業机に置いてあるアイロンを手に持つ。
「おい……掃除屋」
頭に銃弾を二発も喰らっていて、生きているどころか、二本の足で立ち上がっている事に驚いたのだろう。二人の掃除屋はポカーンと立ち尽くしていた。そして、わたしは叫んだ。
「二度とジャイの事を児童娼婦と呼ぶなああああああっ!」
わたしは何発もジャッカレンの銃撃を受けながらも、彼女に掴みかかり、何度も何度も、その薄ら笑いを浮かべた顔を壁に叩きつけまくった。
「もしかしたら……わたし……あの試験のとき……わたし……あなたに殺されたかったのかもしれない」
彼女の持つフルオートを奪い、弾倉が空になるまで撃ち続ける前に、ジャッカレンはわたしにそうボソッと言っていた。
こんなうだるような暑い日の雨の中だった。彼女と出会ったのは。だけどどんな出会いだったのかはもう忘れてしまいそうだから、わたしはそれを必死に思い出しながら、その建物の外へとわたしは、朦朧とした意識を抱えながら、ヨロヨロと歩き出す。騒ぎを聞きつけたのだろうか、サイレンが近づいてくる。
ぬかるみに頭から突っ込み、いよいよわたしも二人のジャイの元に行けるのだと不思議と、妙な心地良さを感じていた。手の甲に、わたしとジャイが写ったプリクラ写真が、人肌のような……平熱の雨によって剥がれ落ち、そのまま水溜りに流されていく。その流されていく写真を目で追いながら、わたしは、この安らかな気持ちのまま、ジャイとわたしの魂を洗い、清めてほしいなと思いながら、雨水と一つになるのを感じていた。
洗い流せ、平熱の雨の中で 高橋末期 @takamaki-f4
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