人間の本質をついたちょっぴりビターな物語

とある森の中の小屋に訪れた人と、主人公が会話をする。
そして友人が噂話を持ってくる。

基本的スタンスは変わりません。

でもね、でも!
このお話が面白いのはその最後の友人が笑顔でかるーく話す噂話なんです!!

何人かの来客の時点ではまだよくわかりません。あれ……?これってもしかして??と、推察しながら読み進めていきます。そして最後に友人が答え合わせをしてくれる。
自分の推理が当たっていたら、よっしゃ!となるし、逆になるほどね〜ともなる。
友人さんはいつきてくれるかな?って楽しみにしながらページをめくる私がいました。

ちょっぴり後ろ暗い、人間の怖さや本質の部分。馬鹿だなぁ、愚かだなぁ、でも気持ちはわからないでもないなぁ、そんな人たちがいっぱい出てきます。

このキャラクターの描写が見事です!

合計何人のキャラが出たのかな?それぞれの反応、セリフ、仕草、一つ一つが丁寧で、この言葉でこんな反応をする人なら、外の世界でこんなことしてきてもおかしくないなぁと納得させられる作者の文章力、引き出しの多さに圧倒されました*\(^o^)/*

何度読み返しても面白い!
1回目で気づかなかったことが2回目、3回目で気付けてくる!

家で1番いい紅茶を片手に、素敵な時間を楽しませてもらいました(o^^o)
ありがとうございます!!

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