春の出会い――後編
「よーし、今日も頑張ろっか」
「はい」
部活が本格的に始まって練習に打ち込むことになった。初めての運動部ではあったが案外ついていけないこともないなという印象だった。最初、主に1年生は体力づくりのための基礎練習がメインだったのであまりボールには触らせてもらえなかった。しかしそれではつまらないだろうと春輝さんは秘密の場所での練習で、よく1on1を提案してくれた。1on1とは1対1でディフェンスとオフェンスを交互に行い、点数を競うといったもの。基本バスケは5対5で戦うが、ボールのある所では殆どの場面で1on1の要素が発生するため、このような練習はとても有益。
1対1。初心者の私はシュートは決まらずドリブルが続かない。経験者でキャプテン候補の春輝さんが相手では歯が立たなかった。プライドも何もあったものではなかったけれど優しく丁寧に教えてくれること、春輝さんと一緒に練習できることがただ嬉しかった。私がバスケ部に入って良かったことは、部活を通じて関わりを持てることというよりも、部活外のこの時間で一緒に練習できることに尽きた。この時だけは2人きりの世界になれるから。春輝さんは私しか見ないし、私も春輝さんしか見ない。本当の意味での1on1になれるから。1番楽しみな時間だった。
でも、ある日のこと。
春輝さんは秘密の練習場に光を連れてきた。
「あ、もう来てたんだ! さっき偶然会ってさ、放課後暇だって言うから誘っちゃった」
「飛鳥ー。クラスメイトじゃんか、先輩と練習してるなら言ってよ~」
光はやれやれといった顔でわざとらしく唇を尖らせてみせた。
「……今日だけ光もやるんだね」
「今日だけって何よ、水臭いなぁ私も仲間にいれてよ!」
練習中は表に出ないようにしていたが、春輝さんが光を誘ったことに私は激しく落胆した。別に春輝さんに悪気はないことは分かっている。彼女は基本的に誰に対しても優しいし、平等に接するから。1年生の中で誰が1番好きかと聞いてもきっと「みんな大好きだよ」と回答する。飢え死にそうな私たちに均等にパンを分け与えるのが彼女だ。
でも少しだけ、春輝さんも「私」との時間を楽しいと思ってくれていたら、と心のどこかで期待していたんだと思う。実際舞い上がっていたのは私だけだった。光の登場によってそれが明るみになった。光が私たちの世界を壊した。
もしこの世に私と春輝さんだけしかいなかったら……誰にも邪魔されない空間でずっと一緒にいられるのに。嫉妬という感情が凝固し、触れるほどに主張したソレは突然私の中に現れた。
『嫉妬とは、愛の保証への要求』
本で読んだ言葉を思い出す。
私の感情は憧れから来るもので、ただ一緒に春輝さんと過ごせれば幸せだと思っていた。でも違った。
この時独占欲を持って知った。私は春輝さんのことが好きなんだと。
その日家に帰ると、リビングのテーブルに「夜ご飯代」と書かれた紙切れと300円が置かれていた。着替えた私は自分の財布はほっぽって300円だけを握りしめて家を出た。
ショックな出来事があったので食欲なんてない。もうこのままどこかに行ってしまいたい気分だ。でも300円で一体何ができるのだろう。せいぜい隣町に行けるかくらいだろう。私の価値って?
300円。母が私につけた価値。そうだ、私に価値なんてない。想いは誰よりも強い自信があるのに、1番想っているのに、たった1人の人にも振り向いてもらえない。寂しい。怖い。心が苦しい、寒い。……楽になりたい。無情の風に揺られながらしばらく電車の線路の方を眺めていた。
「ねぇ、おねえちゃん、3でどう?」
男の人に声がした。視線を移すと、男は私を見ていた。指を3本上に立てながら、片方の眉頭を上に吊り上げている。この3という数字が私の握りしめている300円よりも価値のあるものだということを察した。
誰かに必要とされたい、冷え切った心は熱を求めていた。私は黙って男について行った。
眠れない夜。
ギラギラと光る街に繰り出すようになったのはこの時からだった。
――――――――――――――
変わるものと変わらないもの。
自分に目は向かない。それは分かっているのに、それでも私は春輝さんが好きだった。
気がついたら貴女のことを考えてしまうから。目で追ってしまうから。私の視線の先にはいつも貴女がいるのに……貴女はじきに他の人を見るようになった。
「ねぇ、水野こっち見てるよ。春輝のこと見てんじゃね」
「えぇっ!?」
「なに照れてんの、うける」
「は、え、照れてないし……!」
既に3年生は引退し、世代交代になったので春輝さんは女バスのキャプテンになり、男バスのキャプテンは水野さんになった。練習場の譲り合いなどで男バスと女バスのキャプテンは連携をとることが多く、これがきっかけかは分からないが春輝さんは水野さんを意識し始めたようだった。
大きな体育館。コートの半面を使って男バス、女子バスで合同練習を行うことがあるが、この時、春輝さんは明らかにいつもよりハイテンションになる。
「水野さんのこと、好きなんですか」
練習の休憩時間、2人きりのタイミングで尋ねた。
「えぇ、なに! 何情報それ」
春輝さんの反応は分かりやすかった。自分では出していないつもりなんだろうけど、いつも貴女を見てきた私ならそれが嘘か本当であるかを見分けるのは難しいことではない。
「よく見てるし、そうなのかなって」
「見てる、かぁ……。うーん。飛鳥になら言っていいか……うん、ぶっちゃけちょっと気になってるかもしれない……みんなには内緒だよ?」
「……」
全く心に響かない秘密の共有。
そもそも同性。実らない恋だと分かっていながらも、想い続けられたのは春輝さんが誰とも付き合っていなかったからという部分が大きかった。誰のものでもない春輝さんでいて欲しかった。なのに……。その時が来てしまうことを恐れていない訳ではなかった。でも現実、目の前で、その口から少しでも可能性が示唆されると息苦しさで呼吸がしづらくなる。
「どこか好きなんですか」
「うーん、なんだろう。頼り甲斐があって人望が厚いところとか、かな」
「頼り甲斐があって人望が厚い人が好きなんですね」
「うーん……分かんないけど。やっぱり1番は……バスケがうまいから、かな?」
「キャプテンですもんね」
そうやって語尾にはてなマークをつけるけれど、もうやりようのない私にとっては貴女から語られる言葉が全てなんです。貴女の言葉を鵜呑みにするしかないんです。
バスケが少しでも上手くなったら……
私は貴女の目に少しは掠るようになりますか。
「飛鳥はいるの? 好きな人とか……」
「春輝さんが好きですよ」
「もう、そういうのいいって」
告白は本気なのに、真に受けていないのか、ただ無かったことにしたいだけなのか春輝さんは呑気に笑っている。水野さんに告白されても同じ反応をするんだろうか。……それはないか。
片想い中の相手の恋話に加えて、本気の告白。ずいぶんと体力を持っていかれた。喉の乾きを潤すためにボトルの水を飲み干した。
「……お水足りてる? さっきポカリ作ったけど飲む?」
「ありがとうございます、いただいても良いですか」
「もちろん! 室内でも熱中症普通に起こるからね。たくさん飲んで!」
春輝さんから受け取ったボトルに口をつけた。16回目の間接キス。もし春輝さんが付き合ったら……。私が密かに数えて積み上げていることを、水野さんはいとも簡単に超えていってしまうんだろう。
「どうずればもっと上手くなれますか、バスケ」
少し涙に湿ったような声が出た。
「もう十分上手いじゃん。……だって他の1年生より頑張ってるもん。偉いよ」
髪に手が添えられた。
こんな些細なことでも私の気持ちは高揚してしまうというのに。まるで何でもないような顔をして笑って。優しくて本当にずるい人。
褒めてもらえるなら……こうやって撫でてくれるなら、貴女がバスケが上手い人が好きだというのなら私はいくらでも頑張れてしまう。本当に自分が単純で嫌になる。
『努力というのはたくさん時間を費やすことではない。
いかに頭を使って工夫を積み重ねられるかだ。
最善を尽くすために知恵を出し、計画を立て、実行し、継続的にこなしていける人が最終的に結果を出す』
これは春輝さんが私に教えてくれたことだった。
ただ闇雲に動いて時間を費やすのではなく、まず使うのは「頭」。ノートを開いた。
レッグスルー、クロスオーバー、ドライブ、フリースロー、3ポイントシュート、筋力、持久力……バスケに必要なスキルと分野を細分化し項目にまとめ、達成したい目標と現状の自分の状態を書き出した。理想に近づくためには何が必要か、そして1日のスケジュールのうち自分のために使える時間がどれくらいあるのかを整理した。フォームや抜き方は間違っていないか、自分の姿を撮影し見本となりえる動画と比較して差を徹底的に潰す。シュートの飛距離が伸びない原因としての筋力不足を補うために胸筋と下半身を強化。暇があればバスケのレクチャー動画や試合の動画を見て盗める技がないか学ぶ。
このスタンスを徹底した。本気だった。ハードなスケジュールだったけれどモチベーションを維持していられたのは、脳内のどこかに春輝さんの影があったから。バスケが好きなわけではなかった。私が上手くなれば、春輝さんの心が少しばかり動くかもしれない。思いはただそれだけだった。
数ヶ月打ち込み、結果は面白いほどに出た。
学年別の練習、これまでコーチは見本として光を指名することが多かったが気が付いた頃には、私がよく呼ばれるようになった。それは試合でも同様で、調子の良くない先輩の代わりとして試合に出ることが多くなった。
周りからも一目置かれはじめてきているというのは身をもって感じた。実力はついてきたと思う。
でも……春輝さんの態度が変わることはなかった。
確かに個人的に褒めてくれることは多くなったけれど、決して特別扱いはしてくれない。私がいくら頑張ったところでやはり誰に対しても平等。
いや、平等ではないかもしれない。春輝さんは私よりバスケが下手な子のフォローによく回っているから。モヤモヤする。努力を積み上げていない人の方が春輝さんから特別待遇を受けるなんてずるい。
昼休みに窓越しに中庭の方を見ていると春輝さんと水野さんが談笑していた。
一緒にご飯を食べていた光は「もう付き合うのも時間の問題じゃね? 私も彼氏欲しいなぁ。誰か好きになってくれないかなぁ」と隣でため息を漏らした。報われない努力。呑気な光の表情。イライラが募った。
「男子を落とすなんて簡単だよ。ヤらせてあげれば良いんだから」
「え、何言ってんの!?」
光は目を丸くしてこちらを見た。
いつもハイテンションで男遊びしてそうな外見なのに蓋を開けてみたら純粋で初心。本当、何も知らないような顔をしてめでたい人。
「って親戚のお姉ちゃんが言ってたよ」
ニッコリとした笑顔を作ってみせる。
「なんだよそれ、ビックリしたぁ……てか私そんなビッチじゃねーし! 純愛求めてっから!」
純愛なんて言うけれど、多くの場合はその先に性的な欲求が存在する。特に男というものは恋愛感情が無くても己の性欲を満たすために女を抱く。性欲で人を殺すのが男。彼女持ち、妻子持ちでも構わず理性を無くした獣の目をして平気で人を裏切る。
お札を取り出す男。財布に挟まっていた男の娘の写真を見て吐き気を催した。汚らわしい生き物だと思った。もちろん全ての人がそうじゃないかもしれない。でも夜の街、この目で見てきた光景は生々しく綺麗なものではなかった。経験の積み重ねで確立されていく私の中での男性像。
春輝さんには……。誰かの……男のモノになんてなって欲しくない。
「汚れるのは私だけで十分なんだよ……」
貴女がそうなってしまうくらいなら私が……。
「はい?」
光の訝し気な表情が私の良からぬ策謀に釘をさした。
「ううん、なんでもない。早く彼氏できると良いね」
――――――――――――――
昼休みに彼のクラスを訪ねた。
「水野先輩」
「ん……どうした」
水野さんはキョトンとした顔でこちらを見ている。
「私と1on1、してくれませんか」
「良いよ。でもなんで俺?」
「上達のためには上手な人と練習したいと思って……だめですか?」
「いや、良いよ。俺も神田さんとやってみたいと思ってたし」
「ふふ、ありがとうございます。光栄ですね」
「え……今やるの?」
「いつでも大丈夫です。これ、私の番号です。連絡してくれますか?」
「あ、うん……分かった」
愛想良くして笑っておけばたいていは応じてくれる。この人も例外じゃなかった。
近づいたのは彼の本心を探るため、監視のため。春輝さんのことなら何でも知りたい。全部知りたい。私の知らないことを浮き彫りにしておきたくなかっただけ。それだけの動機だった。
――そんな最中のことだった。
部活でコーチが次のウィンターカップの試合のスタメンとポジションを発表した。
2年生が4人、そして私のチーム編成で、2年生の中に春輝さんはいなかった。コーチ曰く、脚の怪我の関係であまり無理をさせたくなかったための判断だったらしいが、努力を怠らず積み上げてきた本人にとって相当ショックなことだったのは言うまでもない。
練習後、春輝さんはそそくさと姿を消した。更衣室にもいなかったのでもしかしたらと秘密の場所に向かうと春輝さんは1人で泣いていた。いつも笑顔の春輝さんの泣き顔にゾクッとした。私はこの時、妙な興奮を覚えた。
「クソッ……」
いつもの彼女が到底口にしないような言葉に少し驚く。
「春輝さん……」
「あっ……。ごめんね、ちょっと1人にさせてくれるかな」
春輝さんは涙を必死に堪えているようだが声が震えている。
私もこんなことになるなんて正直想定していなかった。好意を得るための頑張りが結果的に春輝さんを泣かせてしまうことになるなんて。
「私なんていなければ良いと思ってますか」
「は、そんな訳ない! 私が選ばれなかった。弱かった。それだけだから……」
「……」
「なんかもう、疲れちゃった……。何のためにこんな頑張ってきたんだろうなぁ」
もうやけになったのか春輝さんの目から涙が零れ落ちた。
弱弱しい姿に母性のようなものが沸々と湧き上がる。ずっとそう、どこか春輝さんは元気で明るい先輩を演じているようだった。私が違和感――興味を持つきっかけになった部分。
でも今、この姿はどうだ。あの時、初めて見た時の先輩と同一人物にはとても思えない。やっと、やっと見つけることができた。これが本当の春輝さん、なんだ。
この姿は絶対水野さんや光には見せていないだろう。私だけに見せてくれた泣き顔……。
「春輝さん、かわいいです」
「え……」
嬉しい。嬉しい。嬉しい。
どうしてそんなに頑張っているの?
頑張らなくたって私は春輝さんのことが好き。明るくなくても、気張らなくても、どんな貴女でも、弱った貴女でも受け入れたいよ。
「もう頑張らなくて良いですよ」
溢れる思いのまま口走ってしまった。
「何言ってんの。意味わかんない、なんでそんなこと言われなくちゃいけないの?」
あの発言は春輝さんの心境、状況を踏まえると不適切だったと思う。
言ってしまった後で後悔するがもう時間を巻き戻すことはできない。
この日以来、春輝さんは秘密の練習場には来なくなった。
そして私と目が合っても逸らされるようなり、会ってもそっけなくなった。必要最低限のことしか話してもらえなくなった。
好きな人に避けられる。
これは苦しくてつらいこと。一晩中泣いたこともあった。
でも、よくよく考えれば何らかの感情が湧くということだけで興味や執着がある証拠だ。愛情と憎しみは人の中で一番強い感情。好きと嫌いは表裏一体。今こうしているうちにも春輝さんは私のことを意識してくれている。私は春輝さんの平等という言葉を唯一崩すことができた。春輝さんの中で私の占める割合は他の人より大きい。
拒絶の苦しさから自分を救うには、そんな歪んだ解釈を飲み込むしかなかった。
ねぇ、春輝さん。
貴女から水野さんを奪ったら、もっと貴女は私のことを意識してくれるのかな。もっと貴女の中で大きくなって、ずっと私のことを考えてくれる?
「ここ、気になりますか」
「え……」
「いいですよ、触っても」
「な、何言ってんの」
「……」
やたらと視線を感じたので体育着のまま胸元に手を誘導すると、水野さんは顔を赤らめながらも周囲に人がいないか見渡した。そして誰もいないことを確認すると水野さんは指先にやや控えめな力を込めて私の胸部をまさぐった。これが貴女のてだったら良かったのに……。
部活じゃ紳士ぶってるかもしれないけれど、全然そんなことなかったね。春輝さん、これが男――水野さんの正体ですよ。貴女が汚されてしまう前で良かった。
水野さんからの好意を得るのに時間はかからなかった。告白を許可した。そして私と水野さんが付き合ったことが知れ渡るのにも時間はかからなかった。
迎えた冬の合宿。
春輝さんは一人、寮のバルコニーの部分でたそがれていたので隣に腰かけようとすると、避けるようにして立ち上がった。
「あからさますぎて笑ってしまいますね」
「全部あんたのせいじゃん、もうこっちはめちゃくちゃだよ」
春輝さんは目を合わせてくれない。
でもしっかりと私のことは認識してくれている。それだけで十分だ。
「反省の気持ちも込めて今日は外で寝ましょうか」
「勝手に寝てろ」
春輝さんはそそくさと中に入って行ってしまった。
以前よりも乱暴な物言いだけど、それは私にだけ。……ほんの少しの虚しさよ優越感にふふっと笑いが漏れた。そっと目を閉じる。きっと今の私は前より幸せ。きっと……。
「……いつまでそこにいるつもり? 練習着のままじゃ風邪引くしさっさと着替えやがれ。こっちは1年の体調管理も仕事のうちなんだよばーか!」
春輝さんの声がした。
「本当、そういうところですよ」
小さくつぶやく。
私は貴女の全部が知りたかった。そして知って分かった。
春輝……。本当の貴女は輝いてなんていなかった。人からは見えない努力で輝かせているだけだった。だから「輝」は取っちゃう。
はるちゃん――。
はるちゃん――。
はるちゃん――。
はるちゃん――。
ぶっきらぼうに振舞おうとしているのに根の優しさを隠しきれていない。
完全に悪人になりきれない。結局のところ、優しい人が優しい人を演じようとした結果、から回ってそれが違和感につながっていたんじゃないかと思う。
そんなところも全部――。
「好きですよ、はるちゃん」
どうか、この恋から永遠に冷めませんように。
あんたのせいで私のエリートが台無しなんだが 風丸 @rkkmr
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