作者様の作品を続けて二作拝読しましたが、この方は『閉じた世界』の描写とキャラクターの演出がとても巧みだなと感じます。作品の年代はおそらくは文明開化以降の時代と思われますが、日本での女の価値や生き方…続きを読む
和風ファンタジーというのでしょうか? 江戸時代というには、和装の紳士がいたり、帝都があったりするので、ちょっと違うみたいです。でもまあ、雰囲気は時代劇っぽいですが、時代考証とかそういう堅苦しいも…続きを読む
とはいえ、あやかしは見える人にか見えませんし、若女将の小夏ちゃんも最初はもうトリガラでねぇ……。小夏ちゃん、苦労してきたんですよ。妾の子だからって五十鈴屋さんでこき使われてねぇ。もうね、こんなと…続きを読む
長編なのに、さらりと読めます。三人称の小説は感情移入ができないことが多いのですが、この作者さんの作品はしっかりと感情が動くことが多いです。作者さんの力だと思います。
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