概要
恋人以上、家族未満の、ちょっと複雑な兄妹の冒険ファンタジー
突然、両親が行方不明になった、ごく普通の生活を送っていたはずの智奈《ちな》。
智奈の前に転校生として現れたのは、謎の少年、霧亜《きりあ》だった。
お前は異世界の人間で、オレの妹だ。
『バベル』と呼ばれる異世界からやってきた、魔術師だと主張する霧亜は、智奈と謎の同居を始める。
とある事件に巻き込まれた二人は、霧亜のやって来た『バベル』に転移してしまった。
バベルは、獣化動物という妖怪や神獣たちと共存し、魔術師と体術師によって根深い溝のある不思議な世界だった。
バベルではタブーとされる、魔術師と体術師の血を持つ子供を、『混血人種』と呼ぶ。
父親が魔術師、母親が体術師の間に生まれた兄妹。恋人以上、家族未満の微妙な関係の主人公2人が送る、冒険ファンタジー。
智奈の前に転校生として現れたのは、謎の少年、霧亜《きりあ》だった。
お前は異世界の人間で、オレの妹だ。
『バベル』と呼ばれる異世界からやってきた、魔術師だと主張する霧亜は、智奈と謎の同居を始める。
とある事件に巻き込まれた二人は、霧亜のやって来た『バベル』に転移してしまった。
バベルは、獣化動物という妖怪や神獣たちと共存し、魔術師と体術師によって根深い溝のある不思議な世界だった。
バベルではタブーとされる、魔術師と体術師の血を持つ子供を、『混血人種』と呼ぶ。
父親が魔術師、母親が体術師の間に生まれた兄妹。恋人以上、家族未満の微妙な関係の主人公2人が送る、冒険ファンタジー。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!ちゃんと考えて行動するキャラと魅力ある設定
1章まで読了しました。
各キャラがそれぞれの設定と考えで動き、それが破綻もせず綺麗に纏められていて、いい作品だと思います。
ーーなのですが、気になった点があって、ちょっと引っ掛かりがありました。
それが、霧亜関連。
まず、霧亜がモノローグでこちらに語りかけてくる。
この手法はよくある書き方なのですが、露骨に過ぎる気がします。
この作品では妹と兄の視点が切り替わりながら話が進むのですが、智奈視点は普通のモノローグの為、それが余計に顕著にさせてしまっているのかもしれません。
このせいで、「霧亜は作品のキャラとして動いているだけなのでは」という思考がちらついてしまい、素直に没入出来ませ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!兄妹の出生が二人に災いが降りかかる
物語で、この世界の住人でないことが判明する智奈は動揺することなく事実を受け入れてしまうところが現代の子供の性である描写は何とも切ない。
また、謎の転校生として兄、霧亜が登場したあといじめが発生する。そのいじめを皮切りに物語はそのいじめの結末へと進んでいく。
第一章1-10まで読了
おもしろいですね。小学生でありがちな日常に非日常を組み込むのは、私自身、子供の頃からアニメや児童図書からかなり見てきましたが、いわゆるこの世界ではありえないチート能力が見え隠れする塩梅が描かれています。
その能力がバランスよく描写されているのは、作者から伝わる熱量が感じられます。
企画の関係でキリのいいと…続きを読む