常々不思議に思っていた、異世界の構成。
つまり、人間が現状の姿として成り立つ上で必要な恒星・惑星の配置や、重力を含めた星の規模、その他自然、時代に合わせた文化的な考証も盛り込まれた、しっかりとした世界観が作られた作品。
数多の作品を読んできましたが、これほどしっかりと土台を作っている作品は初めてです。
未だ読んでいる最中ではありますが、異世界を書くということは、世界そのものを作り出すことなのだと再確認しました。
説明的な文章が多いように感じる事もあるでしょうが、逆にそれを余さず読む事で感心することが多いです。
個人的には、読み手よりも書き手の方に読んで頂きたい素晴らしい作品。
なお、主人公は俺Yoeeeee! でも顔と頭Tueeee!です(笑)