ゆるくともしっかりとした三人娘の足跡

三十路のOLプログラマーが異世界転移(?)するという物語で、魔法に対するコンピュータの知識を基にしたアプローチが上手いです。「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」というSF作家アーサー・C・クラークの言葉がありますが、魔法とコンピュータには驚くほどの親和性があり、そういった観点からも面白さが伝わると思います。
また、本作はとても読みやすく、あまり苦にならずに先まで読んでいけると思います。三人娘とギルドマスターのゆるい雰囲気に浸れますので、スローライフ志向の方にもお薦めです。

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