『悪役系』に投じられた一石

主人公が悪役として見初められる展開はなかなか痛快。主人公があくまで魔法少女に憧れてるというところが絶妙にもどかしく面白い。魔法少女モノになれてないと歯がゆい作品でもあるかも知れないが、キャラの葛藤、行動の一貫性など抑えるところはきっちり抑えられてると思えるのが良いところ。
惜しむらくは、怪人の抜群の存在感が名前負けしてしまっている点など。ややコメディ要素が前時代的にも思えるがそこはそれ、大きいお友達には馴染み深いのではなかろうか。
それにしても文章が若々しい。

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