サイドステップストーリー

作者 盛田雄介

202

71人が評価しました

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★★ Very Good!!

まさかのタイムリープとは……初めの1話でよくある恋愛物かと思えば2話目で良い意味で裏切られました。
文章も会話と地の文とのバランスがよく、読んでいて全く苦痛にならずとても読みやすかったです。
そしてキャラもまだ3話ですがそれでもちゃんと「生きている」そう感じさせられる程に生き生きとしていました。

★★ Very Good!!

誰もが、一度は経験する。避けようとしたけど、何故か相手も同じように避けようとする。”サイドステップ現象”(*´ω`)(勝手に自分がそう読んでるだけww)

そんな共感できる「あるある」のスタートから、SFの世界へ突入する甘く純情な青春。

衝撃のラスト、もといオチを是非(*ノωノ)

物語構成に斑がなく、きちんと芯のある内容だった。
読み手側を考慮しているからか、抵抗なく読み進めれていくのがその証拠だと思います!

面白かったです(*´ω`)

★★★ Excellent!!!

文化祭の準備で忙しい前日、突然主人公歩は美樹に足止めされる。
どんな方法を用いても彼女の鉄壁のディフェンスを崩せない。
意図的なのか偶然なのか。

たまに他人と同じ方向へと進んでしまう、そんな些細な現象でさえSFとして成立させる筆力のある作品でした。

ラストは貴方のご想像にお任せします。

★★★ Excellent!!!

「日常に潜む謎の現象」をSF的想像力で突き詰めた名作短編SFです。

自分もよく対面の相手と上手くすれ違えない経験があるので(誰しもにあると思いますが)、ニヤニヤしながら読み進めていきました。

宇宙や科学技術などのモチーフを扱えばSFになるのではなく、「視点の角度を変えるだけでも良質なSFは作れる」のだと、この作品を読んで思いました。

★★★ Excellent!!!

恐らくですが、賛否両論あると思います。

好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌いでしょう。

けれど、ある意味ではこれ以上の答えはないのでは?

という、作者さんの想いも感じました。

また、それを決めるのは読み手次第かも知れません。

★★★ Excellent!!!

誰もが共感できる「あるある」からスタートして、
ちょっとした「異変」がフックとなって、SFの世界へ突入し、
甘酸っぱい、爽やかなラストで締めくくられる―――

ストーリー構成が、すごく綺麗で淀みないなぁ、と思いました。
なんていうか、「読み手」が気持ちよく物語に没入していけるように、
良い意味で、「流されている」ような~…。


いや~、バツグンに面白かったです!!

★★★ Excellent!!!

サイドステップから、ここまで物語が広がるだなんて誰が思ったでしょうか。
文化祭の準備中から物語が動くのですが、もう読者はこの時点でもう術中にはまってます。

主人公とヒロインは出会います。
「サイドステップ」で。
準備中によくある出来事、これが物語の鍵になります。

運命に抗う少女。
バットエンドを防ぐため、10分間の勝負に出ます。

一歩踏み出し、一言伝えるために。
全力で行動するヒロインに心打たれること間違いなし。
そして、当然主人公も素敵で、構成描写文句なしの★3つじゃ足りません!!
是非、ご覧あれ!!

★★★ Excellent!!!

文化祭の準備中、ばったり出会った主人公とヒロイン。
次の瞬間、二人は軽快なステップを踏み始める。
左、右、左、左、フェイントを入れ、また左。
初対面のはずなのに、なぜか息はぴったり!

それは、UFOを召喚するための儀式だった。
赤トンボ型宇宙人による地球侵略。
サイドステップでアーケードを死守せよ!

……はい。途中からデタラメを書きました。
怒られそうなので、ここからは本当のことを書きます。

これは「ヒロインがUFOに連れ去られる選択肢がある」少し不思議なお話です。
この手のジャンルは大好物! 飛びつくように読ませていただきました。なぜ今まで読んでなかったんだ!

二人がステップを踏むシーンはまさに名シーン!
これ、ドラマ化かアニメ化したら絶対に面白いやつ!

小説的なことに言及するのなら、物語の構成がはちゃめちゃに良いです!
特に、男子生徒の目線から入ることで大成功している作品だと思います。2話で視点が切り替わるのもうまい。

1話で明かされる驚きの事実。
2話で起こる不思議な出来事。
そして、3話からの熱い展開!

明かされるサイドステップの真実。
試される愛の力。
果たして二人はバッドエンドを回避できるのか!?

★★★ Excellent!!!

日常の些細な一コマから話を膨らませて一万字の作品を完成させなさい。
それも、読者が感動する内容で。

凡庸な作者なら頭を抱えてしまうような課題である。しかし、この作者様は見事にそれを成し遂げたのだ。
ある地点、やってきた相手とすれ違おうとしたら、何度も同じ方向に動いてしまいお互いに苦笑しあう。たったそれだけ。そのショートショートでも充分な一コマの内容から一万字の極限感動を作り上げようとは!

最初はただ上手な文章で尺を稼ぐだけのコメディかと思った。
しかし、一話の終盤から話は宇宙開闢のごとき勢いで広がりを見せ、読者の背筋を震え上がらせるオチへ完璧な着地を決めてみせた。
これにはへそ曲がりな批評家気取りも惜しみない称賛を送る事しか出来ないでしょう。

天賦の才というものを知りたい貴方へ、おススメです!

★★★ Excellent!!!

青春。それは見るもの感じるもの全てが新鮮で、何もかもに全力で打ち込めた人間にとって最も輝ける時代の一つ。
本作ではそんな高校生の心もちがリアルに描かれており、タイムリープという非現実的な現象をテーマに高校生の初々しさや不器用ながらも何事にも全力で取り組む姿勢がありありと描写されています。

SFとして完成度の高い作品は数多くありますが、人間関係やその心情、人間模様を上手く描写できた作品はなかなかお目にかかれないもの。本作はそんな稀有で優れた作品の一つです。

果たしてタイムリープという奇妙な現象で結ばれた二人の運命は如何に………。

短編ながらも「君の名は」を彷彿とさせる若々しさ満点の作品です!

★★★ Excellent!!!

長い夏が終わり、高校生たちは秋の文化祭の準備に取り組んでいました。
物語のキーパーソンは、ふたり。高校生の少年と少女です。

3章で構成される短編の、
第1話は不可思議なステップ。
第2話で大きく展開して、
最終話、清々しい収束に向かいます。

このように書くと恋愛のようですが、作品のジャンルはSFです。
SFテイストのステップとは?
それは読んでからの、おたのしみ。

日常に生まれるSF空間、是非、味わってください。
なるほど!! 唸ってしまうラストが待っています。

★★★ Excellent!!!

 人とすれちがうとき、何度もおなじ方向によけてしまう。誰でも一度は経験があると思います。正式名称を『連続回避本能』というらしいですね。

 こちらは、奇跡のようなそれを見せる二人のお話。笑いと不思議と切なさが絶妙にからみあう青春SFストーリーです。

 コミカルな場面の裏に隠された切ない真実。読後感も独特です。ぜひ読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

思考と行動が同じ、歩と美樹。
文化祭の準備中に鉢合わせた二人は、左右へ避けようとして同じ行動を延々と繰り返し……。

わたしたちは常に何かに背中を押されている。
行動原理とは些細なことであったり、説明のつかないことであったり、けれど何かが作用してその選択をしているもの。

一瞬だけ出会った人、なぜか気になる、それで理由は十分で。
この作品を読みながら、美樹が起こす奇跡と行動に、全力で応援している自分がいました。

1話目が歩の視点で描かれ、2話3話目で真相が明かされていく。
この構成がまた秀逸です。

最後は……これもまた作者様の才能に脱帽。

バッドエンドではないから、ハッピーエンド?
いえ、ハッピーエンドだけれどバッドの要素もあるというか?
いやいや、バッドだけど確信的な希望が見えるというか?

この意味は、読んだ人だけに分かるかと。^-^
素晴らしい作品をありがとうございましたー!

★★★ Excellent!!!

出会い頭にお互い同じ方向に避けてしまう日常のアイディアを、これでもかという程に緻密な構成で物語として形作っている素晴らしい作品だと思います。

なぜ二人は避けることが出来ないのか、全てが重なり合う二人の行動には、ある不思議で切ない、それでも素敵な秘密があった・・・。
コメディ要素も取り入れた青春SFストーリー。

二人の避けることの出来ない運命、ぜひぜひご覧ください。

★★★ Excellent!!!

左へステップするが、相手も同方向へステップし、行手を阻んでしまう。反対方向にいこうとしたら、相手も更に……みなもよく経験する光景だと思います。

そこから思わぬ展開、話が進み、ちゃんとまとまります。

文章うまいです。

よく思い付いたストーリーだと感心!

★★★ Excellent!!!

前から歩いてきた人を避けようとしたら、相手も同じ方向に来てしまった…… という日常のあるある。しかし今作の二人は、避けても避けても同じ方向に動いてしまう、ある意味息がピッタリな二人。笑いながら読んでいましたが、実はそこにはとんでもなく、そして切ない秘密がありました……