よくある異世界モノと違う、とかそんなレベルではなくマジでレベチ。世界観の作り込みは、マジで頭の中にその世界の地図やら歴史やらが自然と浮かんでくるようなレベルで深くて、ひたすら没頭できる。ミリオタには最高の一作。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(83文字)
異世界系と仮想戦記物の両者のイイとこ取りがなされた上で作者の才能と知識が炸裂した浪漫を無くす事に浪漫が表れている100点満点の怪文書です! 現実より面白い小説が読みたい人にお勧めです!
男の子なら一度は持つ近代社会の成立過程への情景、それをリアム君がなぞる事で楽しくぶち当たる壁々に知っていながらもワクワクしてしまう。差し込まれるヤクザ寸劇や順桃色空間もその情景以外に楽しめるポイント。
ここからどうやって私たちの見慣れた鉄と火薬に満ち溢れた戦場へと移り変わるのか楽しみです
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