作家志望のなすびです。 昼夜逆転しています。ヾ(:3ヾ∠)_
これぞ純文学、といった感じでした。まさに小説です。吉本ばななを思わせるような豊かな表現力を感じました。個人的に好きなタイプの文章です。ファンになりそう。
温度とか、湿度とか、明るさとか、風とか、光とか。静けさや賑やかさ、匂いまで。そういったものが伝わって来る作品にはなかなか出会えない。これを読めたのは運がいい。
絆という言葉があまりにも「縛る」というニュアンスが強すぎて苦手なのですが(あくまで、個人的に)、この物語はまさに、かつて強く結びついていたふたりの関係の、ゆっくりと後戻りしようもなくほどけていく様子…続きを読む
ひとは矛盾のなかで呼吸をしている。《私》もあなたもわたしも。おとなになるということは矛盾を飲みこむことで、おとなになったというのは矛盾を味わえるようになることかもしれません。読んでいるとき、視線は…続きを読む
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