チート転生者がいることで成り立つ他人任せの世界をぶっ壊せ

チート転生者が定期的に送られてくることで人任せ体質となり進歩が止まった世界。そんな不完全な世界を作った神と戦うために与えられたチートを全く使わずに、人任せにしない世界を作ろうと動き出す。それこそが主人公の刃。

「でも、俺の刃はアンタまで届く」

このセリフが超かっこいい。

この物語は一見内政チート俺TUEEEにも見えるが、根本的に違う気がする。
安易なチート転生者によって停止した世界と停止させた神、その両方と戦う物語なんじゃないか。戦うために必要な「武器」として、主人公は与えられた力は使わず、自前の知識と能力と経験値、さらには自分の命までかけて戦っていく。チート転生者を相手にしても与えられた力は使わない。使わないことを最大の武器として戦う。このあたりが超かっこいいと思うんだよ。


なんかやや辛口レビューが多めな気がするけどもっと評価されるべき作品じゃないか。だってこれ面白いでしょ?

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