ソラの部屋の合鍵、プラタナスの街路に吹く風

魅力的な小道具が時間旅行という非現実に説得力をもたせています。
ソラは生きてゆくのがむづかしい子。
リストカットして命をつないでいます。逆説的。
人に接しては壊れてしまう儚い存在を
主人公は心配しつつ、自分の人生を送ります。
ソラの部屋へ向かう途中のプラタナスの道を歩くように。

全2話、前半と後半に分かれています。
わたくしは少女漫画の雰囲気を感じました。
ラストは前向き。こんなご時世で、ほっとしますね。

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