2020年の春に私が主催した自主企画『偽教授美顔杯』の参加作にして、そのグランプリに選ばせていただいた作品。恐ろしく耽美な、美しくも毒々しい情感を讃えた力作です。
きょうじゅなのだ ペンネーム神笠京樹。 またの名は偽教授。 主に自主企画「偽教授杯」を主催している人。 年一ペースで「偽物川小説大賞」というのもやってます。…
美は毒を内包するべきなのかと。心を支配するような甘美な毒が。その先に死が待っているとしても、溺れずにはいられないような。 時は江戸時代、主人公は彫り物師。この男はある種の芸術家なのか、なかなか…続きを読む
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