概要
届け、被災地へ。
【再び、あの街へ汽笛が響く。】
2020年3月14日、常磐線、浪江 - 富岡間復活、全通。
9年ぶりに軌道を軋ませ、汽笛の音はあの街に戻ってくる。
分断された鉄路を巡る、ある兄妹の物語。
※この物語はフィクションです
2020年3月14日、常磐線、浪江 - 富岡間復活、全通。
9年ぶりに軌道を軋ませ、汽笛の音はあの街に戻ってくる。
分断された鉄路を巡る、ある兄妹の物語。
※この物語はフィクションです
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!リアルに描かれる、3.11という悲劇……。
僕も3.11に関するノンフィクションを書いているので、この作品を初めて見たときは同じようなものかなと思っていた。
しかし、蓋を開けてみるとフィクションであることが判明。
一体どういうストーリーだろう……と思ってみていたら、いつのまにかすべて読了していた。
それほどの魅力と力強さがある作品だと思う。
まず、フィクションでありながらも生き生きとした主人公の感情や描写。
作者様が学生のガチ鉄オタであることは前々から存じ上げていたので、鉄道関係の知識や描写に関しては言わずもがな脱帽。
そして、まるで本当に起こったことなのではないのだろうか、もしくは似たような体験をしていた人がいたんだと思わせられ…続きを読む