第2章の裏設定
転生者の一人。苦労の無い人生に恵まれた無職。
彼を支え続けた膨大な財産は、ひとえに両親の努力の賜物。彼の両親は常に仕事で多忙であり、誰も彼の堕落に気づくことはできなかった。後に両親は多くの時間をプライベートに回して息子との交流を図るも、改善したのは彼の健康状態だけだった。
労働に時間を費やすことなく生活費を稼ぐことができる、というのは保哲の人生では至極当然のことであった。その人生観は固有スキルの『
名前の由来:
PS2用レースゲーム『チョロQHG3』内で使用される名称より命名。
名前は舞台の一つ『スクラッチマウンテン』内に登場するキャラクター、イチヂコとホテップの捩り。(
固有スキル名は同舞台のコース名『アジアンミラクル』。
神の石
七色に光る宝石、およびそれに関する神話。天空から落下する石の軌道を指して虹と呼ぶ。また、石に込められた神の恩恵が所有者の願いを叶えると言われている。
虹を取り扱う神話は世界各地で種類が分かれているが、いずれも七色の物体が天空から降る点で共通している。民俗学では『
名前の由来:
『チョロQHG3』の舞台の一つ『グランジガーデン』のコース名『ヘブンズレインボー』
ノイセ村
第2章の舞台となる村。外部からは、魔物の寄り付かない平和な田舎村と認識されている。現在は変革の間近であり、都会に向けて舵を切った直後である。
都会化の影響で休暇目的の冒険者が増え、人手が必要となった。増員する兵士たちへの賃金を確保するために一部の村人が解雇となり、ホームレスの増加へと繋がっている。
名前の由来:
『チョロQHG3』の舞台の一つ『ノイズシティ』より命名。
レクシド・カストーレ
ノイセ村へやってきた貴族。宝石商として生計を立てている。
由緒正しき貴族の一族に生まれたが、財産を食いつぶすだけの日々を送っていたために勘当処分を受ける。
カストーレ家の名誉のために息子を勘当した事実は伏せられ、以降、レクシドはカストーレを勝手に名乗る不届き者として扱われることになった。ただし、カストーレ家が自主的にレクシドの人物像を発信することはなかったため、世間のレクシドに対する認識は大物のままとなった。
名前の由来:
『チョロQHG3』の舞台の一つ『グランジガーデン』のコース名『レイクサイドキャッスル』の捩り。(
マロウ・カストーレ
ノイセ村へ視察に来た貴族。
レクシドと面識は無いが、彼がカストーレ一族の恥だということは知っている。
名前の由来:
SFC用アクションゲーム『星のカービィ スーパーデラックス』内で使用される名称より命名。
ゲームモード『白き翼ダイナブレイド』に登場するステージ『マシュマロ城』の英語名『Mallow Castle』。
オリバー(
転生者の一人。レクシドの護衛で、選択に拘る男。
彼の人生は母親の人生である。プレイヤーは母であり、彼自身はゲームの駒に過ぎなかった。何一つとして自分の意思が尊重されない日々を送り続けるうちに、彼は自分の人生を他人事と捉えるようになった。
ある日、彼は宿泊先のホテルで火災に巻き込まれ、そのまま命を落とした。火災には気づいていたが、明日の起床時間を指示されて以降は特に何も言われなかったため、そのまま部屋に残ることを選んだ。所詮は他人事の人生なので、彼の心中は最期まで無心のままであった。
転生後は人が変わったように人生を満喫している。日々の食事や労働はもちろん、犯罪行為すらも喜んで選択している。自分の意思で選択できる現状自体が彼にとっては幸福そのものなのだ。
名前の由来:
『チョロQHG3』内で使用される名称より命名。
名前は舞台の一つ『エコーフォレスト』内に登場するエダーマとオリバーの捩り。(
固有スキル名は舞台の一つ『ノイズシティ』のコース名『ツートーンファクトリー』。
バッカス(
転生者の一人。レクシドの護衛で、酒に火を付けて飲む男。
貧しい少年時代に自分の行動がきっかけとなり、父親が死亡することになった。父親の生命保険によって少なからず裕福になったことで、貧乏とは自身の力で覆すものだという信念が宿った。イーナに対する躊躇の無い仕打ちは、彼女が貧乏生活を覆せなかった代償であり仕方がないことだ、という考え方によるものである。
固有スキルの『
名前の由来:
『チョロQHG3』内で使用される名称より命名。
名前は舞台の一つ『ノイズシティ』内に登場するキャラクター、チューイとバッカスの捩り。(
固有スキル名は舞台の一つ『エコーフォレスト』のコース名『レイニーマンション』。
イーナ
ノイセ村の少女。神の石を盗難したホームレス。
蔵道に助けられた後は身を隠すこともできたが、自身の生活のためには姿を現すしかなかった。
名前の由来:
『チョロQHG3』の舞台の一つ『ノイズシティ』内に登場する同名キャラクターより命名。
ブッティル
ノイセ村付近で略奪行為を行う山賊の頭。
元々、魔物の生息しない地域で活動していたが、レクシドの存在を知ってからはノイセ村付近に拠点を移した。
名前の由来:
『チョロQHG3』の舞台の一つ『ノイズシティ』内に登場するキャラクター『ブッテル』より命名。
ミランダ
レクシドの館で働く使用人。
彼女の生活はそこまで裕福ではなく、金目の物には目がない。
名前の由来:
『チョロQHG3』の舞台の一つ『グランジガーデン』内に登場する同名キャラクターより命名。
モクレン
ノイセ村の住職。
彼の寺院は災害時の避難先にもなっている。
名前の由来:
『チョロQHG3』の舞台の一つ『ノイズシティ』内に登場する同名キャラクターより命名。
バリー
ノイセ村の兵士。
住民からの急な呼び出しや、賃金の安さなど不満は尽きない。
名前の由来:
『チョロQHG3』の舞台の一つ『ノイズシティ』内に登場する同名キャラクターより命名。
コーツ
ノイセ村の兵士。バリーの同僚。
名前の由来:
『チョロQHG3』の舞台の一つ『ノイズシティ』内に登場するキャラクター『コッツ』より命名。
ハイグレード
江玉が子供の頃に、テレビで放映していたヒーロー。
名前の由来:
『チョロQHG3』のタイトル名『
唐井
江玉と結婚を前提に交際していた女性。
その願いは叶うことなく、この世を去った。
名前の由来:
『チョロQHG3』の舞台の一つ『エコーフォレスト』内に登場するキャラクター『カラア』より命名。
転生者の一人。職業不定の女性。
藍藤ララの最古参のファンを名乗り、ララの活動内容には非常に詳しい。
彼女自身は固有スキルが無いと主張している。
名前の由来:
Nintendo Switch等アクションゲーム『スーパーボンバーマンR』内で使用される名称より命名。
ワールド4『ララララスター』の捩り。(
転生者の一人。剣道部の顧問も務める中学教師。
教科は歴史だが、彼自身はそこまで歴史に精通しているわけではない。異世界に来てからは歴史学が役立つ機会は少なく、無意味となった教師の肩書きには、できるだけ拘らないように意識している。
その一方で、子供たちに対する姿勢には教師としての生き方が強く影響している。
窮地に陥った時にもパニックにならず、冷静に立ち振る舞うよう心がけている。ララの生放送時に転生に巻き込まれた時も焦らず、大事な情報を見落とさないよう観察に努めた。パソコン画面の停止から砂時計のアイコンを連想し、それがきっかけで固有スキルの『
名前の由来:
『スーパーボンバーマンR』内で使用される名称より命名。
名前はゲームモードの一つ、『グランプリ』の捩り。(グランプリ、Grand Prix、
固有スキル名は同モードのクリスタルルール、アリーナステージのBGM『バトルモード・アリーナ』。
転生者の一人。インターネット上で仮想の姿で活動する配信者。
『
トレードマークの絵文字はドレス。生放送のハッシュタグは『#ララライブ』で、ファンの名称は『ラララヴァーズ』。ファンアートの投稿タグは『#ララアート』だが、センシティブな内容の場合は『#ラ裸アート』のタグを指定している。
転生前の彼女の姿は
自身の活動によってファンが幸せになることを何よりの喜びとしている。
名前の由来:
『スーパーボンバーマンR』内で使用される名称より命名。
名前はワールド4『ララララスター』の英語名『Planet Lalaland』。
固有スキル名は同ワールドのボス、およびボス戦のBGM名『エレガントドリーム』。
転生者各位、神の御加護を御所望ですか? 青山風音 @FoneAoyama
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