トップガンでも、そのパクリである海猿でもバディの存在は大きいものです。戦闘機5機がアップルに向かって飛んでいるところから小説ははじまります。エコー・ファイフとコードネームをふられたジノエコー・スリーのライリーとが最後まで残って戦います。隊の他のメンバーは撃ち落とされてしまいました。地球外兵器フォトンビーム、おそるべし。さらにブーメラン型の物体を吐きだし、意思をもったように攻撃してきます。こちらのミサイル攻撃はフォトンビームで落とされてしまうし勝ち目はありません。クソッ、アップルめ!ジノとライリーのバディで倒してくれっ!
自分はあまり使わない言葉ですが……褒めてます。こんなことを思わず書いてしまうほど。空中戦をここまで鮮やかに文章化出来る方が他にいるでしょうか。空に散る彼らは、何を最後に自らの一撃にこめるのでしょう。うん、お題からやばいのが来ました。
宇宙より飛来した謎の生命体は、タネを飛ばし増殖していく。人類と地球外生命体。種の存続を賭けた戦いが今はじまる。 5機の戦闘機が繰り広げるSF空中バトル。めちゃめちゃカッコイイです。手に汗握る展開をぜひー。
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