良くも悪くも自由過ぎるVRMMOを遊ぶ物語

この物語は自由過ぎるVRMMOから降り注ぐ大神(運営)の試練を悪態付きながら掻い潜る主人公達を見る物語です。

どれくらい自由かと言うと、普通なら運営側から垢BANされるべき所業(主にイベント進行の妨害等)を行う犯罪クランに対して、プレイヤー側が倒して罪を裁く神が干渉しないとペナルティを与えられない位には自由です。

とはいえ、プレイヤー勢もその自由を享受しており、例えば、序盤に大量のデメリットスキルを持つ最強種族がランダムで遊べたり、その種族の一つになった主人公が様々なイベントフラグをへし折ったり、変化させたりします。

ストーリーは1400話とかなりのボリュームなのに対して犯罪クランが出てくるのが割と100話後半なので、手を替え品を替え様々な妨害をしてくる様子には主人公達と同じく腹立たしい気持ちを持ちます。
しかもそのクランへ痛手を与えられるのが1300話後半とかなり先なので、読むのを辞めてしまう人もいると思います。
ですが、重苦し過ぎない描写で進行するので負の感情に慣れていれば楽しく読めると思います。

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