一番最初に自分の死体と対峙して、美少女と共闘、化物を駆逐するという衝撃のスタート。
第一章は異能に関する設定の説明を踏まえた展開ですが、ユニークな話し方の津野崎が独特かつわかりやすく説明してくれます。さらに先述の美少女レイラ、妹のまひるも登場し、美少女要素もたっぷり。
第二章以降では一転して学園ものに。
様々な異能をもつクラスメイトたちとともに日常やオリエンテーション合宿を行います。
個人的に好きなのは伊織です。そしてトイボックスの正体も明かされます。
現在二章まで読みましたがとても読者の方を考えられた構成になっていて、物語に引き込まれます。ぜひご一読ください。
まず一気読みをし終えた感想としては、よくなろう小説で見るような、主人公はチートで強いけど周りは弱いなんてことは一切無く、一人一人きちんとした個性に異能(オーバード)の強さがあってそしてどこかに弱さがある。
そんな魅力のあるキャラ達がいつの間にか好きになっています。
そしてこの物語には欠かせないヒロイン達。
彼女達は大小ありますがどこか心に『闇』を持っていて、そしてそれが拗れてヤンデレとなり、主人公への好意になります。
ですがそんな愛される主人公が各ヒロインの『闇』を解決する為に悩んで、悩んで、悩みまくってその『闇』を解決するのもこの物語の魅力の一つだと言えます。
最後に、この物語を読んでいる途中に一度読むのを辞めたくなる様な試練があるとすれば、ロシア編に当たる第二章。
そこに出てくるヒロイン(仮)であるソーニャはとある理由から主人公に対して大好きアピールをするのですが、それがまぁ迷惑極まりない。
実際自分も彼女が大好きアピールをしながら登場する度に気持ち悪く感じてしまいましたが、そこさえクリアすれば後の話で彼女が登場しても(あーハイハイ)といったふうに見る事が出来ます。
だから諦めないで三章まで読み終えましょう!
まず話をしたいのは、テンポの良さ。さり気なく入っていくSF世界。気を抜くと飛んでくるギャグ要素。
これらが上手くミックスされており次の話にドンドン進みたくなる一品です。
各キャラの個性もはっきりしており、認識のしやすいと言った細かな配慮もあるためキャラへの愛着も付きやすいです。
若干ハーレム要素を含んでいますが、ガッツリ系では無く、別にモヤモヤするほどマイルドな感じでも無いので、ストレス無く見ることが出来ると思います。
王道主人公でありながら何処か知的な(スパロボで言えば熱血キャラ+冷静キャラを足して2で割った様な)万能主人公です。
ひとこと紹介は、物語を読めばすぐ理解出来ると思います。(丸投げw)
みんな大好きハーレム展開。ただ、ヒロインが増えれば増えるほど最初に出たヒロインの影が薄くなるとか、物語中でも新ヒロインばかり目立ち既出のヒロインが没個性化していくとか……そういう作品、多いですよね?
『黒の棺の超越者』は、その問題への解決策として「ヤンデレ」をうまく活用している作品です。
あ、ヤンデレと聞いて引きました? 私も最初はそうでした。
しかし、どんな作品であろうとも「執着」はキャラを特徴づける大きな個性です。また、恋愛展開を描く場合、「執着」というキャラ特徴の根源要素を直接的に描いたとしても、今度はその根源を前提として、キャラがどのような行動を起こすかという新たな「読者の興味」を喚起できます。『黒の棺の超越者』は、そのあたりをうまく活用している点が大きな特徴です。
さらにヒロインたちの「執着」がトラウマ等と結びついていることを示唆しつつ、主人公にも大きなトラウマがあることを最初に提示しているところや、メインヒロイン(?)の内面を意図的に(ですよね?)深く描かないところが実にうまい。
そのうえ、少年漫画的ギミック「オーバード」の設定そのものが面白い。映像的に栄える点はもちろんのこと、読者にオリジナル能力を妄想させやすいこのギミックは、作品を流行らせる原動力のひとつである二次創作(特に薄い本とかw)を加速させやすい魅力をもっています。
難点は、某パワードスーツハーレム物が陥った「常に新ヒロインを供給する展開」になりがちであるところ。
このあたりをうまく料理しつつ、恋愛関係は抜き(恋愛はメインではないので結ばれる相手はうやむやのままでも問題ない)にして本筋をピシッと終らせれば、かなり面白い作品に仕上がるのではないかと期待しています。
かなりダークな世界観で最初以外まだ身近にいる死人は特に出てないですけどえぐい戦闘シーン、描写などがとてもよいです。というか基本的にいろんな描写が上手くて読んでいて面白いです。
心理的な表現だったりキャラクターの個性の表し方だったりが脳内に思い浮かぶようでとても分かりやすいですし、他にも完全に自分の好みなんですけど、
あまり濃すぎないしでもいい感じにキャラが引き立つヤンデレ感?みたいな闇が深い感じがかなり登場人物に愛着わきますねwあと主人公のはっきりしないでハーレムできちゃってるところとか他にもあまり深く鬱展開になることはないですけど結構精神的に危うい登場人物たちのどんどんストーリーが進んでいってなんだかドロドロした感じになってるところとか今後どうやってこの主人公とヒロインたちの関係性が進んでいくんだろうと続きが気になって仕方ないですね!他にも色々な伏線がとてつもなく沢山あって設定、世界観など今出てる敵陣営や怪物達からもっとストーリーを広げていけそうなボリュームがあって続きが自然と自分の中で妄想したり主人公とヒロインのやりとりを妄想したりしてしまいますね!今後の展開がとても楽しみです。(日常かいもっと沢山ください!!!
ただ個人的にいろんなキャラに愛着わきすぎてくーちゃん含め破滅の道に進んでほしくないな~って思いましたwこのままいい感じのハーレムになってどんどんいろんなキャラの好感度あがって進展していくといいな~っていう完全に個人的な思いですけどね、
なんというか完全に自分のツボでハマりました!
自分の文章力じゃ説明しきれないところも山ほどあるんですけど、
ぱっと軽くまとめると主人公のチート力もいい感じで敵とのパワーバランスもそこまでわかってないですけど全体的な何が起こるかわからない危ういハラハラする戦闘、多種多様な異能だったり主人公とヒロインたちの感情移入できる描写ストーリーがとてもいいです。(破滅的ではないけど程よくダークな感じ凄くいいです。
最初は最近のよくある設定だったりじゃなくこの作品の独自性のある言葉もたくさん出てくるんですけどそれでも投げずにしっかり読み進めてほしいなと思います
ハマる人は本当にはまると思います。ぜひいろんな人に見てほしいし、もっと評価されるべき作品だと思います
兎に角、初っ端なから凄まじい躍動を感じました!
主人公が段階を経て成長するという王道パターンに、周囲の人間環境や、ヒエラルキーが密接に関わっているというストーリーの濃厚さ。
そこにある人間の本質的な……言うなれば、エゴイズムのような何か。
しかし、それは悪い意味ではなく、緻密に編み込まれたストーリーや人間ドラマを鮮やかに彩るアクセントです。
独自設定の強い世界観やヒロインの多さ(ハーレム状態)は賛否あるモノだとは思います。
けれど、ヒロイン一人一人に込み入った事情があり、それを真摯に受け止め、解決しようとする主人公の姿勢には2000年代初頭の名作ゲーム(某鍵の名前の会社作)に通ずるものを感じます。
世紀末風な異世界で、必死に生きていく主人公の魅力は様々です。
その魅力を探すのも、また楽しみの一つかもしれませんね(o^_^o)
色々とレベルが高く、作者の高い技量からしてセミプロ?元プロ?と邪推してしまいます。既に市販の作品と比べても、見劣りは無くむしろ夢中になって読ませるだけの力が間違いなくあります。
文章力、物語や設定の構成、人物の掘下げとそれぞれのキャラに好感を持たせる演出とあなた本当に素人ですか?と問い詰めたいレベル。
間違いなく、web小説の中でもかなり高い水準にあり、今の50倍くらいは評価されていいと思えます。
ただ、主人公の年齢設定が15歳、主体性の低めな人格設定、並行世界への転移設定などの関係上、主人公が主導して物語を進めるタイプの作品では無いです。また、文量をたっぷり使って人物描写を行っている為、物語の進みは個人的には遅めかなと感じられます。
設定上、主人公が逆境や困難を乗り越えての成長シーンや強敵を撃破するシーンなどで読者の情動を震わせたいですが、人物描写の配分が多めな関係上でしょうか?現在47万字を超えていながら、今のところ主人公の言動に対して共感や好感を覚えさせるシーンが少ない様に感じます。
周囲のキャラ描写の濃さと、主人公と主ヒロイン(と思われる人物)への描写の濃さの配分の問題なのでしょうか。
物語は本当に分厚くて、副ヒロインなどへの描写の濃さから読んでて飽きは全く来ません。グイグイと物語に引き込まれますが、その反面、主人公と主ヒロインの印象は少し薄い様な気がします。そういう狙いと指向で書かれてる可能性もありますが…。
何故これ程面白い作品を今まで見落としていたのか、と。
何故ランキングのトップ付近に無いのか不思議でしょうがない。
はっきり言って、凄く面白いんじゃぁぁ!
一気読み?ええ。しました。
評価?勿論ですとも。
レビュー?読後に即、今書いてます!
あ、面白かった点!
異能や異世界の設定の作り込み!
説得力があり、のめり込んでました。
キャラクターそれぞれにも個性がしっかりあって、ヒロインやサブヒロインの魅力は勿論、久しぶりのキャラでも「誰だっけ…」となりづらく感じました。
それぞれの内面も自然な形で描写されていて、非常に読みやすかったです。
好みが分かれそうな点を言うなら、サブヒロインは皆病んでませんか?(私は好みですが)
あと、所謂「男の娘」キャラは基本的に嫌いなのですが、(しっかりと感情の変遷があったせいか)伊織くんに嫌悪感が湧かなかった事に我ながら驚きました。
とにかく面白いから、読んでみて下さい!
絶対にもっと評価されるべき作品だと思います。