これぞ紛う方なき名作!


 兎に角、初っ端なから凄まじい躍動を感じました!

 主人公が段階を経て成長するという王道パターンに、周囲の人間環境や、ヒエラルキーが密接に関わっているというストーリーの濃厚さ。

 そこにある人間の本質的な……言うなれば、エゴイズムのような何か。

 しかし、それは悪い意味ではなく、緻密に編み込まれたストーリーや人間ドラマを鮮やかに彩るアクセントです。

 独自設定の強い世界観やヒロインの多さ(ハーレム状態)は賛否あるモノだとは思います。

 けれど、ヒロイン一人一人に込み入った事情があり、それを真摯に受け止め、解決しようとする主人公の姿勢には2000年代初頭の名作ゲーム(某鍵の名前の会社作)に通ずるものを感じます。

 世紀末風な異世界で、必死に生きていく主人公の魅力は様々です。

 その魅力を探すのも、また楽しみの一つかもしれませんね(o^_^o)

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