ホラー風味のコミカル不安タジー

 誤字ではありません。タグにもありますね。ファンタジーならぬ、不安タジーです。

 幼いころから、人が動物に食べられる『獣害事件』に興味があった主人公。あるうるう年の二月二十九日、彼女が神様にしたお願いとは――。

 コミカルな語り口につい笑ってしまうのだけど、おっそろしいです。そして、うげぇってなりながら、やっぱり笑ってしまう。なんともいえない独特の空気感。まさに不安タジーでした(気に入ったようです。笑)

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