〜妖精マヤ〜４年に一度。

妖精マヤ。
その名の通り、妖精だ。
ニンゲンの人差し指くらいの大きさで、背中に羽が生えている。
妖精自身があまりニンゲンの目の前に現れないためか、
普通のニンゲンに気づかれることはめったにない。
一説には、普通のニンゲンの目には見えない、ということも囁かれている。

そんな妖精なのだが、妖精には使命がある。
それは・・・。
「ニンゲンの願い叶えてあげること」。
だけど、何でも願いを叶えてあげれる代わりに、願いの主の一番の才能をもらう。
その願いを叶えるためには、才能と引き換える必要があるのだ。

そして、妖精マヤ。
なぜだか関西弁を話、妖精の風貌をしながらにして、妖精とは思えないくらいに態度が悪い。
だけど、彼女は紛れもなく妖精だ。

彼女たちがニンゲンの願いを叶えてあげることによって、何を…続きを読む