5.なぜ小説なのか
世の中は選択肢で溢れていますね。
どれを選び取り、どこへ進んでいくのか。それは自分自身の意思に委ねられています。
漫画、音楽、小説、詩。
挙げたらキリがありませんが、創作活動の種類というのは実に多岐に渡ります。
その中でなぜ私が小説という媒体ひいては文字による表現方法を選んでいるのか。今回はそのことについて書いていきたいと思います。
なんて。
改まって書いておりますが、そんな大層な理由なんてありません。
小説が好きだからです。
好きとだけ書くと、手放しで好んでいると捉えられてしまうかもしれませんが、そんなことは無いと申し上げておきます。
文字は、不便です。
それ自体がすでに形で、形を使って映像やシーンを描写するなんて狂人の所業とさえ思います。文字は教養をある程度相手に強要することで成り立ちます。
だからうまく伝わらないことも多いですし、そもそも読んでもらえないことも少なくありません。
たとえ読んでもらえたとしても指摘を受けることもありますし、お前の書くものは読む価値が無いと言われることもあります。創作活動は辛いことのほうがむしろ多いのかもしれません。
でも、楽しいと思える瞬間はどこかで突然来てしまう。
その瞬間が、私を創作活動に引き摺り込んでくれる。何度でも。
たとえどれだけ叩かれても、その刹那のために書き続けています。
ずっと楽しいなんて無いんですよね。
大事なのは、楽しくない時間とどう向き合うか。
向き合った先にあるものが楽しいのなら、私は辛いことも全部引っくるめて、好きだ、と言えるのだと思います。
才能のありなしや技術の如何。それを決めるのは周囲です。
でも、好きかどうかは自分以外の誰かが決めることなんかじゃない。
とりとめもありませんが、私はこのようなことから小説が好きで、創作活動をしています。
CBN えむ/ぺどろ @Pedolo
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