還り路
長い追憶から我に返ると、舟の
半身が闇色に焼け
愛するイリヤが待つ河岸の家へ。
その側には祖母と、今や両脚を失った先代の渡し守が住む家がある。
庭のミモザも、もう咲く頃だろう。
花言葉は、『秘密の恋』。
<了>
冥火のランプ 鍋島小骨 @alphecca_
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます