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2019年総括。

 創作の上ではとても楽しく実り多い一年だったと思います。
 ただ、課題に対する改善があまりできていなくて、持ち越しになったのはよくなかった。改善すべきだ……、そう、あれです、字数書きすぎちゃう問題です……!
 何とかしなければいけない。引き続き問題意識をもって進捗にあたりたいと思います。



 2019年完結作品一覧と各作品のメモは下記の通りです。



▼01/03 『雨鎮師:Rain-breakers ―警視庁特殊犯捜査室「雨係」事件ファイル―』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887969573
 カクヨムコン4短編の中間選考だけ通過した作品です。
 長い間ストックネタとして持ってたものを書けてよかった! 書いてるうちに結構内容も変わったのですが、それもまたよし。
 これは続きやりたいなあ。


▼01/10 『雨と宝石のラグランジュ』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888138763
 これも長年のストックネタでした。ネーミングが気に入ってる作品。


▼02/02 『窓辺にて待つ』(転載)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888211992
 これまでカクヨムで書いたなかでは一番短い方ですね。当時の夜の怪を待つホラー。雰囲気が気に入ってます。


▼KAC10作品
03/10 『KAC1: TAIL-CUTTER』
03/12 『KAC2: おやすみ、■番目』
03/14 『KAC3: 真夜中の捕食者』
03/16 『KAC4: ほしのうた』
03/19 『KAC5: 温室、あの夏の』
03/22 『KAC6: 最後の三分間』
03/24 『KAC7: 水仙はサイレンの夢をみるか?』
03/26 『KAC8: 糸を紡ぐグレートヒェン』
03/28 『KAC9: 璃唱の朝』
03/30 『KAC10: そしてまた一つの物語』
[一覧] https://kakuyomu.jp/tags/%E9%8D%8B%E5%B3%B6%E5%B0%8F%E9%AA%A8KAC%E4%B8%80%E8%A6%A7
 あほみたいなペースで短編連作させる春のカクヨム公式企画で、速を出す練習としていい訓練をさせていただいたと思っています。
 大好きな吸血鬼ネタの『真夜中の捕食者』、2018年の地震を取り入れた北海道もの『ほしのうた』、おそらく人生初めて書いたホラー『温室、あの夏の』と同じくカクヨムでは初めて書いた仮想アジアン『璃唱の朝』と自分でも気に入ったものが楽しく書けました。
 また、クラシックピアノ育ちなので小説にクラシックを取り入れたものもやってみたいと思っていて、『最後の三分間』『糸を紡ぐグレートヒェン』でそれがやれたのも嬉しかったです。またクラシックものやりたい。


▼04/28 『流星のモノローグ』(転載)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889380885
 BLにしようとも思わずBLになったやつです。ツルッと書けてよかった。
 個人的にこういう離別ENDが辛いのですぐ捏造ハピエン妄想してしまうのですが、これも自作でありながらちょっと後日談でそういうの書きたくなったり、いやでもこれで成立しているのだから! と立ち止まったり、色々ありました。


▼07/12 『カラヴィンカの祝福』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890193945
 第十回本物川小説大賞参加作品。
 金賞ならびに長髪イケメン賞をいただきました。
 八回、九回(事実上の)、と参加して三回目で金賞。夢かと思いました。びっくりした。
 しかも長髪イケメン賞もげっちゅーしたので素敵なイラストを描いていただけてむちゃくちゃ嬉しかったです。スマホの待ち受けになっております。疲れた時に見ると効く。まじで効く。
 物語は自分でも本当に気に入っていて、これはいずれもう少し長いものにリライトしたいなあと思っています。現在のメモのままいくなら、その時今回のラストにあたる部分は変わるかもしれない。


▼08/26 『忘谷拾遺』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890802832
 芦花公園ホラー賞参加作品。金賞をいただきました。
 小説書きのまねごとは小学生の時からやっていましたが、ホラーというのは全くと言っていいほど通らずに来ていました。辛うじて春のKACで『温室、あの夏の』を書いていたくらい。でもこの企画に乗ってみたかったので何とか書いたら、いっぱい読んでいただけて嬉しかった!
 余談ですがこの企画、私も含め北海道ネタが多く、参加者の皆さんに北海道はヤバイところというイメージを植え付けてしまったのではないかと不安になりました。
 こわくないよ。遊びにおいでよ。二度と帰さないよ。


▼09/03 『世界が変わらないのなら。』(転載)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890973422
 海辺縛りの短編企画に書いたものです。しかも恋愛。恋愛もあんまり書かないので、夜中ひとりでギェーとかグェーとか奇声を発しながら書きました(笑)
 海の明るく眩しくおっかない感じが少しは出せたかな? と思います。


▼10/14 『/CATACOMBE/』(転載)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891661171
 珍しく詩。しかも再録。かなり古いものです。
 ここに『月とリリアのひとしずく』とか『世界が変わらないのなら。』の原型のようなものがあるので取っておこうと思いました。


▼12/22 『弁天島カイレル良子の未来予知』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890074235
 第(+)一回偽物川小説大賞参加作品。
 大賞をいただきました。大晦日発表だったので早めのお年玉をいただいたみたいに嬉しかったですね~。
 これが俺のセカイ系病み病み人外邪悪百合じゃ!!!!!という感じで書いたものです。セカイ系いいよね!


▼12/31 『あなたの星を読むために』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893305577
 年末最終日、午後イチ滑り込み! 第一回こむら川小説大賞参加作品です。
 12/26夕方公開の企画に12/31昼過ぎ出せたのは私にしては速があったと思うのですが、本当に速く書ける人たちは甘くなくて、私が出したときにはもう10作以上あったのでこの世は魔境です。こわい。どうして。どうやって。



 以上、掲載分で合計137,933字、他に仮名遣いヴァージョン違いとか創作メモとSSとかも書きましたので、何だかんだプラス5万字くらいあって総計185,705字でした。

 長編を書かない年だったなーという印象です。いや、2018年だって長編は『月とリリアのひとしずく』『青と白』の二つだけでしたけれども。


 あ、そうだ。
 2018年作品の『青と白 ―巡航船第九天菱号のクリスマス―』ですが、目下のところ第8回角川つばさ文庫小説賞の二次選考を通過してまして、これもとっても嬉しかったことのひとつです。


 やってることが「小説」ですから、それに纏わって起こる嬉しいことは何もかも、読んでくれる人がいるから起こることです。これが本当にすごいなと思います。だって読んでくれるんですよ。やばいよね。

 目を通して下さった方、応援♥️やレビュー★を押して下さった方、レビュー・講評・Twitterでの反応コメントを書いて下さった方、すべての皆さまに心より御礼申し上げます。
 ありがとうございました。

 そして、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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