大嫌いなあいつへのラブレター

作者 野々ちえ

67

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★★ Very Good!!

 今更いうまでもない。人生に不条理はつきものだ。
 それにしても、こうした展開は中々に表現しにくい。いや、やろうと思えばいくつかのキーワードを使って試みられるし、それはそれでなんら悪くない。私も普段からそうしている。
 ただ、本作は『彼』の印象が濃くもあり薄くもあり、読者としてなにか思い出という名のアルコールに軽く酩酊した気分だ。
 詳細本作。
 

★★★ Excellent!!!

運命的な存在の幼馴染。
乙女チックに運命をうけとめるお年頃になる前に
ジャマくさい嫌いという思いがすりこまれてしまったようです。
そんな幼馴染の男の子、突然いなくなられても困ります。
誰に嫌いって言えばいいんですかぁ。
ずっとそばにいて嫌いっていわせてくれなくちゃダメじゃない。
そんなあんたへのラブレター。

★★★ Excellent!!!

隣に住んでいる幼なじみ。親たちはすっかり盛り上がって、相手の男の子も彼女のことを慕っている。これはもう運命でしょっ、幼なじみカップル成立でしょうっ……とは、絶対ならないのが主人公なのです。むしろ、こいつ消えちまえくらいに嫌っています。

が。

が。ですよ。

お題に沿って書く物語なのですが、見事にキリリと感動的なストーリーに仕上げてあります。ちくりと痛くなって、それでも一歩踏み出そうとする瞬間に立ち会える、そんな素敵なお話です。

★★★ Excellent!!!

幼馴染が必ず好きって事にはならない。
でも失って初めて気づくこの虚無感。

そしてその心は五年も氷の牢に閉ざされる。


時間がすべてを解決するわけではない。
しかし人は前へと進まなければならない‥‥‥


五年もの間閉ざされた心の枷が放たれ、今動き出す!

切ないけど強く強く前に進もうとする主人公、璃奈さんに思わず声援を送りたくなります。
この物語を読めばきっとあなたもそうなるはずです。